こんにちは、毎日英語学習しているKAZUです。
Twitter上で、「#英字記事100本チャレンジ」に挑戦していて、こんな記事に出会いました。
https://twitter.com/kazu_ctd/status/952112918648078336
記事のタイトルは、
It looks like Richard Ashcroft has beef with Noel Gallagher
リチャード・アシュクロフトとノエル・ギャラガーはイギリスを代表するミュージシャンです。
動詞hasの後ろにあるbeefなんですが、当然ここでは「牛肉」ではありません。
‘beef’には「牛肉」以外の意味がありますので、調べたことを紹介します。
目次 [contents]
記事タイトル中の‘beef’の意味。
さっそく’beef’を調べてみると、「牛肉」以外に以下の意味があります。
(可算)(くだけて)(通例単数形で)不平, 文句
▶What’s your beef about him?
(彼にどんな不満があるんだい.)
出典:ウィズダム英和辞典
英英辞典では、
(countable) (informal) a complaint
ex) Whatʼs his latest beef?
source:Oxford Advanced Learner’s Dictionary
さらに、英辞郎on the WEBでwithと共に検索すると、
have a beef with
〈俗〉~に文句[不満・苦情]がある
表現パターン have a beef about [with]
出典:英辞郎on the WEB
記事タイトルの’beef’には冠詞がありませんが、Googleで検索すると冠詞がつかないパターンの記述もいくつかあったので、この意味であてはめましょう。
そうすると、
It looks like Richard Ashcroft has beef with Noel Gallagher
意味:リチャード・アシュクロフトはノエル・ギャラガーに文句があるようだ
となります。
動詞の‘beef’もあります!
名詞の’beef’には、「不平、文句」という意味がありました。
それが動詞として使われ、後ろに前置詞のaboutを伴って、
「〜のことで不満を言う」
という意味になります。名詞と同様に、くだけた表現になります。
前述の名詞の’beef’の意味がわかれば、動詞として出てきてもOKですね♪
句動詞で’beef’を含む表現。
英検で見かける表現として、
beef up
があります。
これは、
‘beef A up’ または ‘beef up A’ の形で、
Aを強化する
という意味になります。
英辞郎on the WEBに掲載されている使い方例をいくつか挙げておきます。
- beef up patrols (巡回を強化する)
- beef up security in airports (空港での警備を強化する)
- beef up production(生産を増大する)
- beef up efforts to(〜する努力の度合いを高める)
なお、’beef-up’で「増強(名詞)」、
‘beefed-up’で「強化された(形容詞)」
として使うことができます。
馴染みのある単語でも意外な意味や使い方があります。
今後も、英字記事や洋書の読書等で出会った興味深い英語表現について調べてシェアしていきたいと思います!
お読みいただき、ありがとうございました!
Thank you for your smile 😀
P.S.
ボクは、イギリスの音楽が好きなのですが、
今回の記事に出てきた2人のアーティストは大好きです:D
Richard AshcroftはThe Verveのフロントマンとして活躍していました。この曲がお気に入りです↓
では!