こんにちは、UKロックが大好きなKAZUです。
踊れるロックチューンとしてクラブシーンを席巻したFranz Ferdinand(フランツ・ファーディナンド)が2018年2月9日に5thアルバムをリリースしました!
Franz Ferdinandの歴史。
イギリスのスコットランドの街、グラスゴー出身の4人組バンド。
バンド名の由来は、第一次世界大戦のキッカケとなったサラエボ事件で暗殺されたフランツ・フェルディナント・フォン・エスターライヒ=エステからで、響きの良さから選んだとのこと。
なお、日本では「フランツ・フェルディナンド」の表記で定着しているが、英語の発音に従えば「フランツ・ファーディナンド」になる。
2004年にセルフタイトルのアルバム「Franz Ferdinand」でデビュー。
トータルセールスは400万枚を超え、グラミー賞ノミネートを始め、ブリット・アワード・マーキュリープライズ・NMEアワードという英国3大音楽賞を新人としては史上初めて同時に受賞する快挙も達成。
2005年9月28日リリースの2nd『You Could Have It So Much Better』は初登場で全英1位を獲得。
2009年1月26日に3rdアルバム『Tonight』をリリース。
2013年8月26日に4thアルバム『Right Thoughts, Right Words, Right Action』をリリース。
ライト・ソーツ、ライト・ワーズ、ライト・アクション(デラックス・エディション)(初回生産限定盤)
そして、今作は実に4年半ぶりの新作となります。
Franz Ferdinandの代表曲。
結成当初は「女の子が踊れるような曲を作る」ことを考えていたそうです。
それを体現する、1stアルバムに収録の「Take Me Out」と、2ndアルバムに収録の「Do You Want To」は日本のメディアでもヘビロテされていました。
曲が転調してダンサンブルに変化するところが特徴的ですね。
3rdアルバムからは少ししっとりした雰囲気が生まれます。
メンバー脱退、新メンバーを加えての再始動となる今作。
2016年にオリジナルメンバーだったギタリストのニコラス・マッカーシーが家族との時間を大事にしたいという理由から脱退。
NMEの記事によると、
Two years ago McCarthy left the band, and the three remaining members were faced with the choice of imploding or evolving.
出典(source): Franz Ferdinand – ‘Always Ascending’ Review
Franz Ferdinandの歴史を終えてしまうのか、それとも前に進むのかという危機に直面したわけですが、残されたメンバーは後者を選択し、2名の新メンバーを加えました。
今回のアルバムリリースに先駆けて、アルバムタイトルと同じ曲名の「Always Acsending」を発表しました。
シンセサイザーによるエレクトロニックサウンドをより多く採用し、バンドの特徴であった勢いのあるギターリフをより少なめにしたという話ですが、
Franz Ferdinandらしい楽曲が聴けて一安心です。
テレビショーでのパフォーマンス↓↓↓
ボクにとってFranz Ferdinandは初めてイギリスに行ったときにテレビやラジオからよく流れていた曲で思い出深いです。
また、90年代後半から2000年代初頭にかけて、それまでUK音楽シーンを盛り上げていたBrit Popムーヴメントが下火になり、寂しい感じがしていたところに、
The Libertinesがポスト・パンクの狼煙を上げ、それに続けとFranz Ferdinandや、音楽的趣向は違うけど同時期にKasabianやKeaneが登場し、Arctic Monkeyという流れになったのは記憶に新しいところです。
メンバーが変わっても色褪せないFranz Ferdinandの5thアルバムを聴きこんでいこうと思います。

