こんにちは、2012年シーズンから湘南ベルマーレを応援しているKAZUです。
金曜日に行われるJリーグの試合「金J」は仕事のため見られず情報をシャットアウトして帰宅後にDAZN観戦しました!
相手を意識せずともやっぱり負けると厳しくなる一戦、
序盤は湘南の決定機がいくつかありましたが、長崎も連敗脱出とホームでの白星、最下位脱出を目指して高いテンションで試合を進め、かなり押し込まれました。
しかし、32分にMF石原広教のグラウンダークロスからMF梅崎司がゴールに流し込み先制、61分には途中出場したMF金子大毅がCKの溢れを決めて勝ち越し、その2分後には右サイドから強引に侵入したDF岡本拓也が右足で強烈なシュートを放ち決定的な3点目!
1失点を喫するも、DFアンドレ バイアを投入ししっかりと試合をクローズ。
8月1日の柏戦以来、6試合ぶりの勝利!
これで勝ち点を30まで伸ばしました!
MF梅崎司が地元諫早で躍動、凱旋ゴール!
今シーズンから浦和レッズより新規加入したMF梅崎司が待望のリーグ戦初ゴールを決めてくれました!
ルヴァンカップではゴールを決めているのですが、リーグ戦はこの試合前までのデータを見ると、
18試合でゴール、アシストともにゼロ。先発出場は8試合でした。
得点と得点に絡む攻撃の柱として大きな期待を背負って入ってきた梅崎ですが、昨年末の怪我の影響で出遅れ、湘南の独特のスタイルにフィットしきれなくて辛い部分もあったと思いますが、
リーグ戦初ゴールが、梅崎の地元長崎の諫早というのがなんとも感慨深いところですね!
https://twitter.com/J_League/status/1035497681051955201
アシストはLWBで出場したDF石原広教の仕掛けからのクロスでしたが、その前の相手DFの背後からニアに出る動きのタイミングが秀逸でしたね。
2017シーズンは浦和レッズで10試合に出場も得点はなく、2016シーズンに19試合に出場して1ゴールを挙げていますが、その時まで遡ること2年。
つまり、このゴールは梅崎自身約2年ぶりのゴールでした。
長崎戦。久しぶりの勝利。本当に苦しかったが、皆んなで前を向いてきた成果。皆んなと湘南サッカーを見せることが出来勝てて本当に嬉しかった。そして、リーグ初ゴール。約2年ぶり。そして、2年前の昨日、前十字靭帯損傷した日。地元諫早で2年越しにゴールを決める。なんだか運命を感じます。 pic.twitter.com/v08SfVMSCi
— 梅崎 司 (@onima_7) September 1, 2018
僕が育った諫早で、小さい頃から憧れてたスタジアムで新しくなったスタジアムで、沢山のお客さんが入って最高の雰囲気を作り出している。なんだか感慨深いし、プレーでき幸せでした。僕の幼少期はフリューゲルスが来てくれて大ファンで前園さんに憧れて、長崎にはチームが無くて昔からは想像つかない。
— 梅崎 司 (@onima_7) September 1, 2018
https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1035503004508737536
湘南ベルマーレの基本フォーメーションの3−4−2−1の2の部分、ここに梅崎が入っているわけですが、ここで攻撃をどう組み立てられるか、ゴールに迫ることができるかが得点の生命線です。
2014シーズンは、MF武富孝介(浦和レッズ)、FW岡田翔平(ザスパクサツ群馬)、FW大槻周平(ヴィッセル神戸)らがその力を発揮してJ2で白星を積み重ねました。
2015シーズンは苦しい中でもFW高山薫がここぞというときに点を取って勝利に導いてくれました。
梅崎は試合前から「得点を決める」と強く心に秘めていたのでしょう、10分過ぎのバーに当てたシーンは、中央にフリーの選手がいたのですが、そこにはパスをしませんでした。
パスすればかなり得点の可能性があったと思われます。
常にボールを持ったときの選択肢にゴールを考えていたという点では、良かったと思いますし、今の湘南に欠かせないマインドを持ったプレイヤーであることは間違いありません。
コンディションはとても良さそうなので、これからまた梅崎の躍動する姿がたくさん見られそうですね!

DF石原広教こそこの試合のマンオブザマッチ。
32分の梅崎のゴールをアシストしたのがDF石原広教でした。
石原といえば、MF齊藤未月と同学年のユース上がりの選手です。
湘南サッカーのベースをユース年代から理解し体現してきたプレイヤーで、豊富な運動量を活かした縦へのラン、守備での粘り強さ、失敗を恐れない積極性などが特徴です。
直接得点に関わってくるより、攻撃のサポートや最初の起点になるというのがボクの印象でした。
しかし、先日の天皇杯で先制点の起点となるだけでなく、決定的なクロスを上げたり、シュートを打ったりして攻撃面でも存在感を高めていたようです。
その石原が、左サイド深い位置でボールを受けて、相手と1対1になり、少し時間をかけて相手を振り切ってのグラウンダーのクロスは見事でした!
もちろん、守備をしっかりこなし、カウンターで最前線へ飛び出して、と非常に頼もしい存在です。
この試合はベンチにFW高山薫を置いていました。
曺貴裁監督は、後半に流れを変えて勝負に出るために、信頼の置ける選手をベンチに置くことがあります。
そういう意味で高山をベンチスタートにするのかもしれません。
しかし、それを差し引いてもやはりあの高山を差し置いて石原が出場しているわけです。
しかも前節のFC東京戦に続き2戦連続フル出場。その前まではわずか2試合、計51分の出場しかありませんでした。
このチャンスをモノにして、同学年で活躍するDF杉岡大暉、MF齊藤未月に負けず、代表を目指して欲しいと思います。
Next Match : vs 鹿島アントラーズ(Away)
ミッドウイークに開催されるルヴァンカップ準々決勝のC大阪戦を挟んでの試合です。
前回の鹿島戦は今後のベルマーレ史上に語り継がれるような山根の土壇場のゴールで劇的な勝利を挙げました!

2015シーズンでも最初の対戦で逆転勝利を収めて2戦目も勝って鹿島相手にダブル達成したのも記憶に新しいところです。
鹿島は選手の移籍や故障者、ACLの出場等で万全ではないものの、どの選手が出ても鹿島らしい巧さ、試合巧者ぶりというのは健在です。
湘南は勝っても負けても内容の面ではブレることなく、精神的な強さを見せて相手に立ち向かっていく力が備わっています。
とにかく思いっきりぶつかって欲しいなと思います。
金J、DAZN観戦の方が多いと思いますが、
心は一つ、
みんなでALIVEしようぜ!!