湘南1-1C大阪(J1第27節)クラブ創立50周年記念試合。押されっぱなしの展開の中、大野和成の今季初ゴールで先制するもATで失点しドロー。

こんにちは、2012年シーズンから湘南ベルマーレを応援しているKAZUです。

一月に3度目の対戦となったセレッソ大阪戦。

ルヴァンカップで3-0で勝利、2-2でドローだったのでこれ以上セレッソ大阪は負けられないところだったでしょう。

湘南は「クラブ創立50周年記念試合」ということで、記念試合専用のフジタ時代の黄色いユニフォームで試合に挑みました!

 

試合は、

開始10秒でDF山根視来と競り合ったFW杉本健勇が右肩を負傷して早々にピッチを去り、湘南がいい形で攻撃を展開していた前半でしたが、MFソウザ中心に流れはセレッソ大阪へ。

湘南の選手たちが球際で体を張り、決定機でゴールネットを揺らさせず、

87分に、途中からRWBに入ったDF石原広教が一人でドリブルし相手ファールから得たFKで、一度は跳ね返されるもなんとか繋いで前に残っていたDF大野和成が浮き玉を見事なボレーで決めて先制!

なんとか抑えて勝利を掴みたかったものの、GKキム・ジンヒョンも上がってきたATラストプレイのCKから混戦状態の中MFソウザに押し込まれ、悔しいドロー。

勝ち点は31の14位。

 

参考

MATCH DATA : 第27節 vs C大阪湘南ベルマーレ公式サイト

試合の流れを引き戻す選手交代。

40分に早くもFW小川慶治朗に代わってMF石川俊輝を送り出した曺貴裁監督。

交代の狙いに関しては公式コメントで、

戦術的な狙い、コンディション的な狙い、調子が良い選手を使う狙い、その3つを当てはめて交代しただけです。
(小川慶治朗選手は悪い動きをしていなかったと思うが?)そういう意味では悪かった選手はいないと思っていますし、そうだったとしてそれは出した僕の責任ですから、それを理由に替えるということはありません。最初に言った3つの要素をもって替えただけです。

かつて前半に試合に入りきれていない選手を交代させたことはあったと記憶していますが、この試合のように縦へ切り裂く役割を果たしていた小川を下げたのは驚きでした。

相手のボールの出所を石川のフォアチェックで潰しておきたいという狙いがあったと思うんですが、

ただでさえ押され気味だった展開が結果的に拍車がかかって後半も押されっぱなしになってしまった気がします。

しかし、69分に、この試合で前半最初の方でしか存在感を示ていなかったDF岡本拓也に変えて、左で使うことの多かったDF石原広教をそのままRWBの位置でプレイさせ、

それが功を奏しました。

前述した通り、相手の攻撃を防いで縦へボールを運んでいった石原が、味方のサポートを得られず数的不利の2対1になっても果敢にチャレンジした結果、ファールをもらい、そこからのFKから大野の先制点が生まれましたね。

相手に押し込まれた後に攻撃に移るときに、強豪チームは前にしっかりとボールを収める選手がいます。

湘南にもFWイ・ジョンヒョプがいますが、マークが厳しくパスコースも限られてしまうため、効果的に使うことができません。

そういう場合に鍵となるのが、タッチライン際でボールを持って前に運べる選手です。

タッチライン際であれば、相手に当ててスローインに逃げることも可能で、強豪と呼ばれるチームはこれができるので、相手の波状攻撃から一呼吸置くことができますし、自ら攻勢に出ることができます。

あの石原のプレイ、今後もあれができるかどうかは大きいです。

一人で突破できる個人技は持っていなくとも、キープしてファールを誘うかタッチラインに逃げてマイボールにする。

ここ最近はスタメンで出場していた石原、今後カギを握る選手となりそうです。

そして最後の交代でFWイ・ジョンヒョプの代わりに出てきたのが、J1デビュー戦となったルーキーFW山口和樹。

イ・ジョンヒョプとは違い、こちらは動き回りテクニックを生かしたチャンスメイクが期待できるのですが、

駄目押し点となりそうなMF石川俊輝のシュートの起点となりました。

スタメンとサブの選手を見ると、7月以降スタメンを張り続けてきたFW山﨑凌吾、今シーズンは大事な場面でゴールを決めているFW野田隆之介、9月に入り頭角を現してきたMF金子大毅がベンチ外です。

ここの辺りは戦術的なものもあるでしょうが、コンディションと練習から調子の良い選手を起用するというブレない選手起用が見て取れます。

しかも出てきた選手が皆同じ方向を向いて自分たちのプレイができているというのは頼もしいですね。

史上かつてないJ1残留争い。

湘南ベルマーレは勝ち点31で14位。

湘南以下の順位を見ると、

15位 サガン鳥栖 勝ち点30
16位 柏レイソル 勝ち点30
17位 ガンバ大阪 勝ち点30
18位 V・ファーレン長崎 勝ち点27

とてつもない混戦状態です。

ちなみに、ほぼ毎年、最下位のチームは極端に苦しむ状況が続くのですが、最下位のチームの最多獲得勝ち点が9年前のジェフユナイテッド千葉で勝ち点27だったそうです。

長崎はすでにその勝ち点に並んでますので、どのチームが最下位になったとしても残り7試合でその記録を破るのは間違いのないところです。

どれだけ今年が異常なJ1残留争いになってるかわかるかと思いますが、「サッカーキング」の以下の記事を見るとそれが世界的なレベルであることが実感できます。

参考

大混戦のJ1残留争い、どれほど異例の状況なのかブンデスリーガを例に検証してみたサッカーキング

 

そして、湘南より上位を見てみると、

9位 ヴィッセル神戸 勝ち点36
10位 清水エスパルス 勝ち点34
11位 ジュビロ磐田 勝ち点33
12位 横浜F・マリノス 勝ち点32
13位 名古屋グランパス 勝ち点31(1試合未消化)
14位 湘南ベルマーレ 勝ち点31(1試合未消化)

9位神戸から18位長崎までの10チームの間の勝ち点差はわずか9です!

「THE PAGE」ではなぜそのような状態が生まれたのかが書かれてあります↓

参考

なぜJ1残留争いに最下位から9チームが勝ち点7差の大混戦が生まれたのかTHE PAGE

 

曺監督就任後の湘南は、

降格した2013シーズンが勝ち点25で、2016シーズンが勝ち点27でした。

今シーズンはそれを上回っています。

ルヴァンカップは準決勝進出していますので、内容はとても良く、決して結果がそこまで悪いわけではないですが、

降格という2文字が迫っている以上、頭を過るのもわからなくはありません。

1戦必勝で湘南らしく戦うのみ!サポートするのみ!

ボクは「降格」というのを考えてはいません。

残り7試合、最良で最強の湘南を見るためにスタジアムに足を運ぶかDAZN観戦し、試合を楽しみたいと思います。

確かに、前節の鹿島戦、今節のC大阪戦のように土壇場で勝ち点が取れないまたは少なくなることを目の当たりにすると悔しいですが、

2018シーズンは監督以下選手たちが本当によく戦っていることが伝わります。

チームにちぐはぐさや恐れてチャレンジしない、なんていう今までのシーズンに見られた弱い部分はほとんどというか全く見られないですし、

年齢関係なく出場した選手がそれなりに躍動し、選手たちは最大限の力を発揮していると感じます。

一昨年はMF菊地俊介、昨年はFW高山薫が長期離脱し、チームもサポーターも動揺していましたが、

今シーズンにそんなことはあったでしょうか?

C大阪戦では、高山はサブでしたし、菊地俊介はケガで離脱しています。

この2人がいないから、湘南らしい試合を出来なかったことはないどころか、そのポジションから石原と金子が出場機会を掴み、大きな戦力となってます。

今が最強の湘南であり、その湘南を見届けてあとは結果を待つのみ。

もちろん「降格」はして欲しくないですし今までの悲しい思いを経験するのはもうゴメンですし、

今のチームが残留して地に足をつけてさらにパワーアップして挑む2019シーズンを見たいです。

ですが、今までのチームの力の最大値を試合で出し続けることだけです。

それを一ファンとして、楽しむことを忘れず見ていきたいです。

曺監督のコメント、

残留を争って戦っているとは思っていません。我々がファン・サポーターの方と一緒に戦えるのはあとリーグ戦8試合とルヴァンしかない中で、そこで感動空間を提供するというのが我々に課された責務だと思っています。その点においては一点の曇りもなくずっと積み上げてきていることなので、今、怪我で出られない選手や調子を崩している選手も含めて、新しい選手の力も借りながらやっていこうとする意思に関しては全く自分の中で崩れることはありません。楽しんでやりたいと思います。

とてもよく共感できます。

ボクも影ながらサポートしていきます。

Next Match : vs 川崎フロンターレ(Home)

7月28日(土)に予定されていた試合が、台風の影響で延期となり、このミッドウィークに開催されることとなりました。

 

川崎は勝ち点4差で首位広島を追い、湘南に勝てば勝ち点1差に迫れるという大事な試合。

一昨年まで湘南でプレイしていたMF下田北斗が出場機会を掴み、平塚へ凱旋となります。

前回対戦は第2節、川崎のホーム開幕戦でした。

川崎のポゼッションからの怒涛の攻撃をなんとか1失点で食い止めて、CKからMF松田天馬が得点を決めてドローに持ち込んだ良い試合でしたね。

川崎1-1湘南(J1第2節)松田天馬が初ゴール!昨季優勝チームにくらいついた価値あるドロー。

 

2試合連続のアディショナルタイムでの失点を教訓に、その悔しさを川崎戦にぶつけて勝ち点3を目指しましょう。

みんなでALIVEしようぜ!!

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