こんにちは、毎日英語学習をしているKAZUです。
ここ最近は英検のことに触れていなかったのですが、2018年10月7日(日)に英検1級を受検してきました。
元々は1月に受検する予定でしたが事情があって受けることができず、6月も見送り、ようやく受検することができました。
今回は、受検の手応えと採点結果を書いていきます!
目次 [contents]
英検1級の概要について。
その前に、今回受検した英検1級の一次試験について確認します。
検定料:8,400円
試験時間:筆記試験100分、リスニングテスト35分
集合時間:13:00
検定料は2級が5,800円、準一級が6,900円ですから少し跳ね上がっている印象です。
TOEIC Listening & Reading Testの受験料が5,725円ですから、かなり割高感がありますし、TOEICとは違って合否判定されてしまいますから、しっかりと合格のメドをつけてから受検したいと思っている方々が多いのもわかります。
英検1級一次試験の試験内容は、最初に100分間の筆記試験問題があります。
大問1 語彙問題 25問
大問2 穴埋め読解問題 6問
大問3 内容一致読解問題 10問
大問4 エッセイライティング問題 1問(200〜240語)
その後、音声にしたがってリスニングテストが始まります。
リスニングは、
Part1 対話式リスニング問題 10問
Part2 パッセージ型リスニング問題 10問
Part3 リアルライフ型リスニング問題 5問
Part4 インタビュー型リスニング問題 2問
です。
配点に関しては、問題数の異なるリーディング、ライティング、リスニングをそれぞれ均等にして換算するためのCSEスコアというものを用いており、
それぞれ850点ずつ、合計2550満点で2028点が合格の目安と言われています。
参考 英検CSEスコアでの合否判定方法について公益財団法人日本英語検定協会公式サイト英検1級を受けた手応えと採点結果。
それぞれの大問及びPartごとに正答数と感想を書いていきます。
鬼門の大問1は易化したのか?
過去に2回ほど受けて不合格の原因を作っていた大問1を攻略するために、パス単だけはかなり前から毎日最低でも15分くらいは開くようにしていました。
その成果があって、大問1は25問中20問正解することができました!
けっこう自信持って解けたのですが、落とした5問のうち2問は解けたはずだと反省もしています。
落とした5問のうちの3問は、英検1級パス単に記載されていなかった、
reconnaissance
scamper
chastise
でした。しかし、このうち2問は他の選択肢は全てパス単に載っている単語だったので、まだまだ詰めが甘かったなと思います。
25問中4問出題される句動詞問題は4問とも正解!
deck out
が解答となった問題は、他の選択肢が全てパス単に載っていたので解答できました。他の3問は全てパス単にありました。
個人的に最大の難問だと思っていたところがクリアできて嬉しいのですが、今回は易しかったのかな?とも感じました。
前回の得点源だった読解問題は苦戦模様。
大問2、3は、前回受検時に2問しか落とさなかったので大丈夫だろうと受検2週間くらい前まではノータッチでしたが、いざ読解問題の模擬問題を解いてみると、
意外と読めていない
ということが判明し、直前になってかなり焦って力を入れた部分でした。
結果は、Part2が6問中4問正解、Part3が10問中6問正解とやはりロースコアな結果に。
リーディングにおける問題数に対する正答数から割り出した正答率は73%で、前回より12%アップですが、CSEスコアの細かい換算はわからないので果たしてどうなるでしょうか。
全く手応えがないライティング問題。
これが本当に予想外のお題でした。
大学の人文科学についてですが、予想外すぎてビックリしてしまい、体裁こそ整えて書ききってはいるものの、全くもって高得点が望めません。
ボクは問題順に解いていくスタイルですが、リーディングに時間をかけ過ぎて残り30分だったのでそれも焦りを生んだ原因でした。
ライティングは語彙問題攻略に次いで最重要課題として夏ごろから取り組んでいましたが、直前でリーディングを優先したために練習量が一気に減りました。
ライティングはこの先の二次試験にも繋がりますし、しっかりと意見を英語で表現できる力はこの先重要なので、二次対策と合わせてこれからも一次試験が終わっても取り組んでいきたいです。
リスニングは前回と同じ正答率に。
模擬問題を解いていたときに、Part2がけっこう難しいなと感じてました。
様々な分野に関するトピックが扱われるので、苦手なトピックや全くピンとこない内容のパッセージだと理解が追いつかないことがあります。
しかし、落ち着いて聞くことさえできればかなりの高得点が狙えると思っていました。
ところが、なかなか集中して聞けませんでした。
TOEICの100問に比べたらあっという間の問題数ですが、TOEICとは逆で、英検の場合は筆記試験の後にリスニングが行われるのでそれもあったのでしょうか、いまいち集中できず、正答率は74%でした。
それでもインタビューで語数が最も多いPart4は自信持って正答に導けて正解していたので良かったです。
一次試験突破なるか?
合格発表は10月22日(月)です。
現在のCSEスコアという換算方式になったので、今の時点で合否はわかりません。
前回は2017年1月に受検していて、CSEスコアは2019でした。
あと、1,2問のところだったのではないでしょうか。このときは大問1が足を大きく引っ張りました。
そのときと比較すると、リーディングの正答率が12%アップで、リスニングは同じ正答率です。
前回はライティングが75%と3技能の中では一番高かったので、同じくらいライティングで点数を取れていれば合格の可能性は極めて高いと思います。
しかし、最も手応えがない、それどころか失敗に近いのが今回のライティングなので合格はかなり厳しいのかなとも思います。
ライティングが半分くらい取れていれば可能性はあると思いますが、今考えていてもしょうがないことですので、二次試験対策をしております。
もし、ボクと同じように合否がライティングの得点次第で変わるのであれば、合否はともかくとして二次試験対策をすることをお勧めします。
ライティングが苦手であれば、英検1級二次試験も準備をしておかないと相当苦労するでしょうし、もしも一次試験で落ちていたとしても次の受検に今学習していることがきっと活きるはずです。
試験を合格して資格取得を目的にするのではなく、試験合格までの学習を自身の英語力アップとつけたい英語力を獲得することを目的にすると、先に繋がっていくと信じています。