こんにちは、イギリス英語に触れることを中心とした英語学習をしているKAZUです。
2019年3月6日にENGLISH JOURNAL2019年4月号が発売になりました!
表紙は今をときめくイギリス出身シンガー、エド・シーランさんです↓
当記事では、ENGLISH JOURNAL4月号(以下、EJ4月号)で学習して良かったと思う内容について書きます。
目次 [contents]
特集「マインドマップ×自己紹介」でマインドマップについて学ぶ。
マインドマップはイギリスの教育学者、トニー・ブザンさんが考案したノートの記述法です。
ボクは数年前にトニー・ブザンさんの本を買ってマインドマップを書いていた時期があります。
マインドマップは、簡単にいえば、中心に書いたテーマから連想ゲームのように枝をつけて思いついたことを書いていくものです。
単語で言葉を枝分かれのようにして繋いでいくので直感的に書くことができるのと同時に、思考が整理されていきます。
本特集ではマインドマップの書き方例はもちろん、書き方の法則と手順が書いてあります。
今回は、EJ4月号ということもあり、テーマは「自己紹介」です。
4月といえば移動や新生活スタートの時期で、「自己紹介」が必要となる季節ですよね。
でも、自己紹介するとき、
何を話していいかわからない
自分をうまく表現するには何をどう話したらいいのか
と戸惑うときもあると思います。
そんなとき、マインドマップを書いて整理しておくと体系的にまとまった自分を表す図が出来上がり、自分はどういう人物なのかが頭の中にスーっと入ってきます。
英語で自己紹介する機会がない方は、日本語で自己紹介マインドマップを書くととても役に立ちます。
マインドマップは思考が整理されるので、自分の意見をまとめることができます。自己紹介をテーマに書くと、思わぬ自己発見があるかもしれません。
『「あなた」を表すフレーズ100』はインストールしたい表現の宝庫!
「マインドマップ×自己紹介」の特集のPart2として、『「あなた」を表すフレーズ100』コーナーがあります。
フレーズ(短い英文)が100個掲載されています。フレーズのカテゴリーは以下のとおりです↓
性格・性質を表すフレーズ60
外見を表すフレーズ20
経歴・未来を表すフレーズ20
100のうちの一つひとつがそのまま覚えたい英文になっています。
いくつか引用すると、
感情が顔に出やすい。
My emotions quickly show on my face.
無生物主語ですね。すぐに口から出すには練習が必要です。
次は、
友だちから「天真らんまん」という言葉がぴったりだといわれる。
My friends tell me the word “innocent” perfectly describes me.
日本語は受動態ですが英語は友だちを主語に能動態に。「describes」の主語は言葉でこれまた無生物主語です。言えるようになると応用が効きそうですね。
次は、
やらなければいけないことを先延ばしにしがちだ。
I tend to put off doing things that need to be done.
これ、できれば使いたくないけど使う場面がありそう…ですよね?こんなふうにさらっと関係代名詞を使って文を紡ぎたいものです。
このように、自分に身近な100のフレーズが解説付きで記載されています。
言えるようになれば、単語や文法表現の幅を広げることができますね。
実際に最初にこの特集に取り組み、日本語を見て英語に直すという学習をしたところ、なかなか口から出てこないものばかりで、
日本語を見て英語を言えるようになるように練習しインストールしたいと思います。
音声のナレーターはイギリス出身のエマ・ハワードさんです。イギリス英語がお好きな方は、音声を聴いてシャドーイングするといいと思います。
この特集だけでも購入する価値がありますね。
EJ Interview1 エド・シーランさんの3rdアルバムと生活の変化。
イギリス出身の人気シンガー、エド・シーランさんのインタビューです。
2011年にデビューして3枚のアルバムをリリースしています。
ボクの好きな曲はこちらです。どこかで聞いたことあるという方々も多いのではないでしょうか↓
2017年にリリースされた3rdアルバムに収録されている代表曲↓
歌声が綺麗で、彼のインタビューの英語もとても聴きやすいイギリス英語だと感じます。
インタビュワーとのやり取りが多いので生の会話としてのお手本になる素材です。
内容は、
- 3rdアルバムの制作について
- アルバム作りで頼りにしていること・気を付けていること
- 金と名声
- 休暇中の経験
について語っています。
特に、「金と名声」の話をしているところが気になりました。
エド・シーランさんは、
I do think money is the root of all evil.
I’ve never lost more friends in my life than I have done after being, like, finding money come into my life.
お金は諸悪の根源だと思います。
自分の生活にお金が入ってくるようになってから、それまでなかったぐらいの数の友人を失いました。
(引用元:ENGLISH JOURNAL 2019年4月号64ページ)
アルコール依存症になったこともチラッと触れていますが、有名になって名声を得ると周囲の変化やお金の流れに戸惑うという経験がつきまとうものなんですね。
周囲の変化については、
It changed the people around me more than it changed me, but the, in, that in turn changes you.
僕自身よりも周りの人が変わりました。ただ、今度はそれが原因になって僕を変えてはいます。
(引用元:ENGLISH JOURNAL 2019年4月号65ページ)
英語表現を見てみると、先ほどの引用と同様に、比較級を使っていますね。
個人的にうまく使いこなせない文法事項の一つなので、何度も音読してすらっと言えるようにしたいと思います。
インタビュー後半は覚えた日本語を披露しています。
今、最も旬なイギリスを代表するシンガーの一人ですので、要注目です!
ちなみに、2019年10月11日に日本で公開が始まった映画「イエスタデイ」にエド・シーランさんが本人役で出演しています。歌も披露しています。
Quick Chatはイギリス出身ナレーターの楽しい会話が聞ける!
アメリカ出身のアン・スレーターさん、イギリス出身のマイケル・リースさんが毎月交代でホストを務め、
ゲストを迎えてトークを展開するコーナー、4月号のホストはマイケル・リースさん、ゲストはイギリス出身のナレーター、エマ・ハワードさんです。
エマ・ハワードさんは英語学習関係の音源では必ず耳にしますし、
以前に篠山輝信さんやホラン千秋さんが出演され大西泰斗さんが解説をされていたEテレの「しごとの基礎英語」に出演しているのを見て、とにかくマネしたいきれいなイギリス英語だなと思いました。
そう、今回のQuick Chatは、超豪華イギリス出身コンビのトークなんです!
テーマは「春はどんな季節?」で、いつもよりも話が軽快で、ホストのマイケル・リースさんの発話量が多く、二人の普段の何気ない会話を覗かせてもらっているのではないかと思うくらい、自然で息の合ったコンビで面白かったです。
収録時間が予定以上に長かったのでしょうか、最後の挨拶がなく話が途中でフェイドアウトしています。
イギリス英語好きには必聴ですよ!
ENGLISH JOURNAL2019年4月号のまとめ。
- 特集「マインドマップ × 自己紹介」
- 「EJ Interview 1」はエド・シーランさん
- 「EJ Interview 2」はジェイ・ルービンさん(インタビュワーは青谷優子さん)
- 「Quick Chat」のホストはマイケル・リースさん、ゲストはエマ・ハワードさん
- 「EJ Lecture」はロッシェル・カップさんの「日本人が英語で働くということ」
3月発売という季節を考えると、新年度を迎えるにふさわしいコンテンツが並んでいてとても魅力的です。
また、「EJ Lecture」では「日米企業の意思決定方法の違い」が明確に説明されていて、英語表現としてとても参考になるので深く学習したいと思います。
そして何と言っても、イギリス英語好きには嬉しいイギリス英語素材が詰まっていますので、末長く手に取って学習を進めたいと思います。
お読みいただき、ありがとうございました!
Thank you for your smile 😀
引用元:ENGLISH JOURNAL 2019年4月号
参考 ENGLISH JOURNALENGLISH JOURNAL アルク公式サイト