こんにちは、2012年シーズンから湘南ベルマーレを応援しているKAZUです。
第4節の仙台戦に続き、雨予報だったため、室内にて観戦。
前回の磐田戦で連勝ストップするもこの試合勝てばまた上位に名前を連ねることができるし、昇格組にはきっちりと勝っておきたいところ。
試合は、前半は湘南が完全に主導権を握り、テンポの良いパス回しと前線からのタイトな守備で圧倒していましたが、決定機を作りきれずスコアレスで折り返し。
試合が動いたのは51分、スローインのボールを受けたMF松田天馬が相手ディフェンダーを交わしてゴール前にいるFW山﨑凌吾へ浮き玉のパスを送り、山﨑がトラップして反転してシュートはポストへ、
跳ね返りをMF齊藤未月が叩くもこれもポスト、しかし、ボールはフリーのMF武富孝介の前にこぼれ、武富が落ち着いてヘッドで押し込み先制!
今季ここまでの戦いぶりからすると、試合を決める追加点を取って開幕戦の札幌、仙台、清水と降してきたのですが、松本の圧力もあって徐々に劣勢に、
そして83分、松本のGK守田のゴールキックのボールからの攻撃を一度は止めたと思ったところにFWレアンドロ ペレイラがボールを拾ってコンパクトながら鋭い右足の振りを見せてゴールネットに突き刺す豪快ミドルを決めて同点。
今季初のドローという結果となりました。
顕著に表れた山﨑凌吾の存在感。
前節は大事をとってベンチ外となったFW山﨑凌吾がスタメン復帰。
その山﨑を中心に攻撃ではテンポの良いパス回しと呼吸のあった連携で攻撃を展開し、今のベルマーレにとって山﨑は重要なピースであると感じさせてくれました。
前節スタメン出場したFW指宿洋史とはプレイスタイルの違いが大きいとは思うので比較できない部分があると思っているのですが、
違いをあげるとすれば、ボクは縦の推進力であると感じました。
前節の指宿は体を張ってボールをキープし、懸命に守備をする部分でいえば湘南の選手らしいのですが、
下がってプレイすることが多く、いざ攻撃になったときにスピードアップしていかないという場面が多々ありました。
この試合で山﨑はボールを受けて持ち運ぶか、味方の選手がボールを持っているときは縦のスペースに走ってボールを呼び込んだり相手を引きつけたりして相手のディフェンスラインを下げさせています。
53分のMF武富孝介の得点のシーンで、ポストを叩いた惜しいシュートがありました。
これでリーグ戦6試合出場でまだノーゴールですが、攻撃の起点となり、守備では前線からのハードな守備、プレイスキック時にはストーンとなり、貴重な働きを見せています。
1点でも取れば気持ちがさらに乗っていくと思うのでそろそろ山﨑ゴールを見たいですね。
7戦で勝ち点10は新記録。
7戦を終えて3勝1分3敗、勝ち点10、J1リーグ戦9位です。
湘南ベルマーレとなって開幕からの7戦で勝ち点10は新記録だそうです。
この前の磐田戦、この松本戦と勝っていたら勝ち点は15になっていて、首位とは勝ち点2差の3位もしくは4位になっていたわけです。
この2戦は本当に悔しいです。
勝つことが簡単ではないとわかっていても、今の湘南なら、今日のような試合展開だったら勝つ可能性は十分にあったはずで、ボクはとても悔しい思いをしています。
でも、そう思えるのも、今の湘南に可能性を感じるから。
もっともっと勝っていけると信じられるから。
選手たちがさらに大きく羽ばたいていく予感がするから。
今までのJ1で戦ったシーズンの中での湘南の戦いぶりを見て、間違いなく今が最強の湘南と言えるから。
残留する、そのために序盤に勝ち点を着実に取るという視点から、トップハーフからACL圏内に手が届くところへ、
という道筋に進むことは可能であると感じさせてくれる今のチーム、
ボクは2012年から湘南の試合を追ってきていますが、湘南が本当に大きく成長したなと思います。
だけど、もっともっとチームを加速させることができるはず。
そう信じて、雨が降らなければスタジアムに足を運びたいと思います。
Next Match : J1第7節 vs 川崎フロンターレ
金曜日開催のため、雨が降らなかろうともボクは参戦できません。
思えば昨年は第2節で対戦したのですが、そのときも金曜日開催だったため、2年連続で等々力競技場に行けなくなってしまいました。
さて、自分が参戦するしないの話は置いといて、
川崎はスロースタートで1敗しかしていないものの引き分けが4つあり、湘南と同じ勝ち点10です。
昨年の等々力での試合は先制されるもMF松田天馬のゴールでドローに持ち込みました。

試合展開はポゼッションをする川崎に対して、湘南が湘南らしいサッカーでなんとか攻撃をくい止めて少ないチャンスをモノにするかしないかの展開になることが予想されます。
しかし、ここまで川崎は7得点で1試合平均得点が1です。
湘南は例年よりもしっかりとつなぐ意識を持って攻撃することができているので、昨年ほど極端な試合展開にはならないのではないかと思います。
いずれにせよ、王者だろうがAWAYゲームだろうが、今の湘南には期待感が持てるので、試合を楽しみにしたいと思います!
フライデーナイトJリーグでアクセラレーションしましょう!