こんにちは、暑い夏も毎日英語学習をしているKAZUです。
8月6日にENGLISH JOURNAL2019年9月号が発売になりました。
表紙は、イギリスのミュージシャン、エルトン・ジョンの半生を描いた映画「ロケットマン」でエルトン・ジョン役を演じる英国俳優、タロン・エガートンです↓
https://twitter.com/kazu_ctd/status/1156560845880430594
ざっと目を通した中で、良かったと思ったこと、感じたことを中心にENGLISHJOURNAL2019年9月号の内容をお伝えします。
目次 [contents]
「EJ Interview 1」はエルトン・ジョンとパートナーのデヴィッド・ファーニッシュの運動について。
日本では2019年8月23日から全国ロードショーとなる映画「ロケットマン」、エルトン・ジョン自身が製作総指揮を手掛けたそうです。
インタビューは映画のことではなく、エルトン・ジョンと彼のパートナーが展開しているエイズ撲滅とエイズ患者に対する偏見と闘う財団を中心とする運動についての話が主なトピックです。
ボクはイギリスの音楽が好きですが、90年代から00年代の音楽が中心で、エルトン・ジョンの曲をしっかりと聴いたことはありません。
ですので、ミュージシャンとして活動している以外にどんな活動をしているかも、今回のインタビューで初めて知りました。
EJのインタビューでは俳優やミュージシャンが多数登場しますが、本業以外の社会活動の話が多く含まれており、それがとても興味深いところです。
エルトン・ジョンの言葉で感銘を受けたのが、
It’s a thing as a musician that you can break down barriers like that. It’s like being a sportsman or a musician seems to be able to bring people together. It’s a common denominator.
訳:ミュージシャンとして、そんなふうに壁を打ち破るやり方があるのです。どうやらスポーツ選手やミュージシャンは、人々を結びつけることができるようです。それが共通点ですね。
引用元:ENGLISH JOURNAL2019年9月号 075ページ
多くの聴衆に歌を届けるのがミュージシャンですが、多くの聴衆に語りかけるパワーがあるからこそ、ミュージシャンとしてできることを考え、
エルトン・ジョン自身がこれまでの半生で経験し感じてきたことを告白し、HIVやエイズ、同性愛者であることで苦しむ人々に勇気を支援を与える存在として活動していることに感動しました。
インタビューの内容はとてもシリアスに響く感じがしますが、エルトン・ジョンは冗談めかした発言もしています。
最後にBrexitについて言及するのですが、それに関するジョークを言っていて面白いです。
インタビューを聴いてエルトン・ジョンについてとても興味を持ったので、映画「ロケットマン」を映画館で鑑賞しようと思います。
映画「ロケットマン」については、巻頭で主演のタロン・エガートンのインタビューがあります。
ボイストレーニングを重ねて、映画では吹き替えなしでエルトン・ジョンの歌を歌ったそうです。
『ロケットマン』予告編↓
『ロケットマン』「ユア・ソング(僕の歌は君の歌)」本編映像↓
映画を観る前にしっかりと彼らのインタビューをチェックしたいと思います。
特集「オトナの夏休み5日間ドリル」でワンランク上の英語力を獲得しよう。
解答・解説を含む22ページ渡る今回の特集記事は、「使える」英語をテーマとした5日間ドリルです。
5日間は以下のように分けられています。
- DAY 1 語彙
- DAY 2 文法
- DAY 3 リーディング
- DAY 4 リスニング
- DAY 5 確認テスト(プレゼント応募あり)
です。
5日間に分かれていますが、まとまった時間があれば1時間くらいで全てを解くことができてしまいます。
語彙・文法問題はそれぞれ10問ずつで、TOEICや英検の語彙・文法問題のような感じです。
まとまった時間が取れない人も、1日分ずつ丁寧に進めていくことができます。だから「オトナ」の夏休みドリルなんでしょうね。
リーディングとリスニングは過去のEJのコーナーで使われた内容です。
5日目の確認テストは、語彙、文法、リーディング、リスニングの全てが詰まってます。
確認テストのリスニング問題のみ、スクリプトと解答がありません。
42ページの応募の手順を読み応募すると、全問正解者の中から抽選で「図書カード3,000円」プレゼントがあります。
ボクも応募してみました。
https://twitter.com/kazu_ctd/status/1156578407834181633
リスニングというと、検定試験を含めてあらかじめ吹き込まれた会話を聞き取るということがほとんどですが、
ドリル問題の会話は生の会話なので、やりごたえがあります。
EJにはそれぞれのセクションごとに内容理解のQ&Aがあるので、生の英語のリスニングができるようになりたいという場合には、
ただインタビューを聴いてみるだけではなく、
Q&Aやディクテーションをすることはリスニング力向上において重要な要素だと感じました。
イギリス人ジャーナリストがBrexitを語る「EJ Lecture」いよいよ最終回。
2019年4月号から装い新たにスタートした「EJ Lecture」は、3ヶ月で1トピックです。
7月号から、イギリス人ジャーナリストでEJのギャビン・ブレアさんがBrexitについてレクチャーしています。

9月号はその最終回です。
EU離脱交渉は難航しており、その中にある障害となるもの、そしてすでに現れている悪影響について語られています。
ギャビン・ブレアさんがイギリスの今後の暗い見通しを最後に言っていますが、全3回を通しても30分弱で、簡潔にまとめられた内容ですので、
Brexitのコアの部分を抑えておきたい人にはとても良い内容です。
動画でインタビューを聴くことができますので、気になる方はまずこちらをどうぞ↓
EJ 2019年7月号収録↓
EJ 2019年8月号収録↓
EJ 2019年¥9月号収録↓
ENGLISH JOURNAL2019年9月号のまとめ。
- 特集「オトナの夏休み5日間ドリル」
- 「EJ Interview 1」はエルトン・ジョンとデヴィッド・ファーニッシュの運動について
- 「特別インタビュー」でタロン・エガートン」のインタビュー、映画ロケットマンのことなど
- 「EJ Lecture」のテーマは「混迷極まるEU離脱交渉」
- 「EJ Interview 2」は環境法学者のダニエル・ファーバー
ここまで触れていませんが、「EJ Interview 2」はとても聴きやすく、環境問題を語る上で習得したい表現が多数あるので、音読をたくさんする予定です。
フリートークのコーナー、「Quick Chat」のテーマは読書で、そのままアウトプットできるようインプットしたいセンテンスがあります。
他にも、カバーしきれないくらいENGLISH JOURNALは内容盛りだくさんです。
たくさんリスニングしてスクリプトを確認し、気になる部分を音読してまずインプットをたくさんしていきたいと思います♪
画像引用元:ENGLISH JOURNAL アルク公式サイト