【イギリスサッカー】19-20シーズンのプレミアリーグは8月10日開幕。初心者にもわかる基本情報とシーズンの展望について。

こんにちは、2002年からプレミアリーグをテレビ観戦し始めたKAZUです。

2004年に始めてイギリスの地を踏むのですが、そのきっかけはOasisを中心としたUKロックとこのプレミアリーグが好きだったことがきっかけです。

イギリス文化やイギリス英語に興味がある方で、かつサッカーに興味がある方、是非、イングランドのプレミアリーグを見ていただきたいと思っています。

今回は、プレミアリーグ初心者の方にもわかる基本情報から、

昨シーズンの簡単なおさらい、新シーズンの展望、

ボクの視聴(観戦)歴、応援しているチームのことなどを書きます。

プレミアリーグとは?

プレミアリーグ(Premier League)は、イングランドのサッカーリーグのトップに位置するリーグです。

イギリスのサッカーの歴史は日本よりもはるかに古く、1888年に国内リーグが創設されました。

1992年にイングランドのプロサッカーリーグが改変され、元々のフットボールリーグから分離してプレミアリーグが新たに創設されました。

よって、1992年からイングランドのプロサッカーリーグは、

プレミアリーグ(実質1部)
リーグ1(実質2部)
リーグ2(実質3部)
リーグ3(実質4部)

となりました。

そして、2004年にリーグ1がEFLチャンピオンシップとなり、以下の構成になります。

プレミアリーグ(実質1部)
EFLチャンピオンシップ(実質2部)
EFLリーグ1(実質3部)
EFLリーグ2(実質4部)

この4ディヴィジョンがイングランドのプロサッカーリーグで、

プレミアリーグが全20クラブ、以下の3ディヴィジョンがそれぞれ24クラブで構成されているので、

イングランドでは92クラブがプロフットボールクラブとして存在しています。

補足しますが、

「イギリス」ではなく「イングランド」となっているのは、イギリスは4つの地域が結合した連合王国で、イングランドの他に、「スコットランド」「ウェールズ」「北アイルランド」があります。

それぞれの地域にサッカー協会を持っていて、一般的に言う「プレミアリーグ」はイングランドのリーグを指します。

スコットランドには「スコティッシュ・プレミアリーグ」があり、以前にMF中村俊輔(現:横浜FC)がセルティックというチームに所属していましたが、それはイングランドの「プレミアリーグ」とは別です。

19−20シーズンのプレミアリーグ所属クラブ。

20チームがどんな地域にあるチームなのか、確認してみましょう。

ロンドンのクラブ。

イギリスの首都ロンドンを本拠地とするクラブは以下の5つです。

  • チェルシー
  • アーセナル
  • トッテナム
  • クリスタル・パレス
  • ウェストハム

アーセナルとトッテナムは本拠地の近さから強いライバル関係にあります。

チェルシーはやや西、ウェストハムはやや東、クリスタル・パレスはテムズ川の南側に位置するチームです。

ロンドン近郊のクラブ。

ロンドンの北西に位置する町から1つ。

  • ワトフォード

イングランド南部のクラブ。

3つとも海に近い町です。

  • ボーンマス
  • ブライトン
  • サウサンプトン

イングランド中部のクラブ。

イギリス第2の都市、バーミンガム近郊のクラブです。

  • アストン・ヴィラ
  • レスター・シティ
  • ウルヴァーハンプトン

イングランド東部のクラブ。

東部の海沿いの町から1つ。

  • ノリッジ

イングランド北部のクラブ。

このうち、ニューカッスルがよりスコットランドに近いところに位置しています。

  • リバプール
  • エヴァートン
  • マンチェスター・シティ
  • マンチェスター・ユナイテッド
  • バーンリー
  • シェフィールド・ユナイテッド
  • ニューカッスル・ユナイテッド

リバプールとエバートンとのダービーは、マージーサイドダービー、

シティとユナイテッドのダービーは、マンチェスターダービーと呼ばれ、とにかく白熱した試合が見られます。

プレミアリーグに所属する日本人選手。

19−20シーズンにプレミアリーグでプレイする日本人選手は以下の2名です。

吉田麻也(サウサンプトン/8年目)

リーグ戦通算146試合出場6得点。オランダのVVVから移籍した初年度に32試合出場したのがシーズン最多出場でした。

監督の交代や選手の新加入により出たり出なかったりがありますが、同じチームで
8年目を迎えれるのはとても素晴らしいことですよね。

武藤嘉紀(ニューカッスル・ユナイテッド/2年目)

ドイツのマインツから昨シーズンにニューカッスルに加入。ニューカッスル史上初の日本人プレイヤー。

プレミアデビューとなった昨シーズンは開幕からしばらくはベンチ入りし、スタメン出場したマンチェスター・ユナイテッド戦で初ゴールを記録。

動画の0:22あたりが武藤嘉紀のゴールシーンです↓↓

しかし、スタメン定着とはならずリーグ戦の得点はこの一つのみ、17試合の出場に留まりました。

他国でどんなに活躍していても1年でフィットするのは難しいと言われているプレミアリーグ、異国での生活も含めて1年の経験を糧にどれだけ今年は活躍できるか。

19-20シーズンの展望。

18−19シーズンの振り返り。

昨シーズンの覇者はイングランド北部の街マンチェスターを拠点とするマンチェスター・シティでした。

UEFAチャンピオンズリーグを制覇したリバプールはわずか勝ち点1の差で2位。29年ぶりの悲願達成は叶いませんでした。

18−19シーズン 順位表

1. マンチェスター・シティ
2. リバプール
3. チェルシー
4. トッテナム
5. アーセナル
6. マンチェスター・ユナイテッド
7. ウルバーハンプトン
8. エヴァートン
9. レスター・シティ
10. ウェストハム・ユナイテッド
11. ワトフォード
12. クリスタル・パレス
13. ニューカッスル・ユナイテッド
14. ボーンマス
15. バーンリー
16. サウサンプトン
17. ブライトン
18. カーディフ・シティ(降格)
19. フラム(降格)
20. ハダースフィールド・タウン(降格)

歴史上、最もハイレベルな優勝争いで、マンチェスター・シティは32勝2分4敗の勝ち点98、リバプールは30勝7分1敗の勝ち点97で2位フィニッシュ。

リバプールはわずか1敗でした。しかも史上最多となる2位チームの勝ち点。およそ30年近くトップリーグでの優勝がないだけに今シーズンに期待がかかります。

シーズンの行く末を占う?前哨戦で勝利したマンチェスター・シティ。

開幕前の8月4日(日)、コミュニティ・シールドというカップ戦が開催され、マンチェスター・シティとリバプールが対戦。

FAコミュニティ・シールドとは?
イングランドサッカー協会(FA)が主催するスーパーカップ。プレミアリーグの優勝クラブとFAカップの優勝クラブによって、シーズン開幕一週間前の週末に行われる。同一クラブが2冠を達成した場合、そのクラブはプレミアリーグの2位クラブと対戦する。1908年に開始され、かつてはチャリティ・シールド(Charity Shield)と呼ばれていたが、2002年に現在の名称に改められた。
引用元:ウィキペディア「FAコミュニティ・シールド」

1-1で90分間終了したのちに行われたPK戦の末、シティが勝利しました。


以降、BBC Sportsの記事の内容を踏まえながらピックアップした各チームの新シーズンの展望を書きます。

参考 Premier League predictions: Who will finish where, plus BBC Sport readers' tableBBC Sports

昨シーズンはリーグ戦と2つの国内カップ戦を制して3冠を達成したマンチェスター・シティと、惜しくもリーグ優勝を逃したものの、チャンピオンズリーグを制したリバプールの一騎討ちになると予想します。

マンチェスター・シティ

ベルギー代表のDFコンパニが退団したものの、アトレティコ・マドリーからMFロドリ、ユベントスからDFカンセロを補強。

コンパニのピッチ内外での振る舞いを補完する選手はいないですが、昨シーズンよりさらに陣容がパワーアップし、盤石の体制で迎える新シーズン。

今シーズン限りで退団となるMFダビド・シルバは最後に良いシーズンを送ることができそうです。

リバプール

30年ぶりの悲願達成を見据えて開幕を迎えます。

大きな補強はなく、ほぼ同じ陣容で新シーズンを迎えることになりそうですが、故障者を出さなければ昨年と同様に安定した戦いが期待できそうです。

トップ6と言われていますが、現状はこの2チームが頭一つ二つ飛び抜けています。

この2チームに、チェルシー、トッテナム、アーセナル、マンチェスター・ユナイテッドがどれくらい迫れるかがポイントです。

2強に待ったをかけるのはどのチーム?

チェルシー

長らくチェルシーのレジェンドそしてイングランド代表の主軸として活躍したフランク・ランパードが監督就任でプレミアリーグの監督初挑戦。

ランパード監督は昨シーズンは一つ下のカテゴリーのチャンピオンシップでダービーを率いていました。

名選手といえども若くて経験が浅く、unproven(意味:実証されていない)という言葉がメディアでつきまとってます。ギャンブルという言葉も。

チェルシーはFIFAから補強禁止処分を受けているため、この夏に補強をすることができません。

その代わり、ユース出身の若くて有望な選手が多数いるので今までとは違うチェルシーが見られるかもしれませんので密かに注目しています。

マンチェスター・ユナイテッド

サー・アレックス・ファーガソン前監督が勇退してからなかなか思うようなチーム作りができず、優勝から遠のいているどころか、以前のような強さを見せることができなくなってます。

昨シーズン途中から指揮を執ることになったスールシャール監督も、昨シーズン終盤のチームの失速を見る限りでは事態を好転できるかは疑問だと報道されています。

補強としては、レスターからイングランド代表DFマグワイアを獲得。また、クリスタル・パレスから若手有望株のDFワン=ビサカを獲得。

ストライカーのベルギー代表FWロメル・ルカクがイタリアのインテルに移籍し、攻撃陣ではFWラシュフォード、そして若干17歳の期待の新星、FWグリーンウッドの活躍に期待したいところです。

シティとのダービーで互角にわたり合うユナイテッドの姿を見たいものです。

トッテナム

新スタジアムの建設のため、補強をせずに迎えた昨シーズン、リーグ戦は13敗を喫したものの4位でフィニッシュ、チャンピオンズリーグでは準優勝というシーズンでした。

補強はリヨンからMFエンドンベレ、ベティスからMFロ・チェルソを獲得。

昨シーズン大車輪の活躍を見せた韓国代表FWソン・フンミン、イングランド代表FWハリー・ケインとMFデレ・アリ、FWルーカスなど実力者揃いのチームですので、優勝争い、そして優勝を期待したいです。

アーセナル

22年間指揮したアーセン・ベンゲル監督が退任し、ウナイ・エメリ監督が引継ぎましたが、昨シーズンは5位でフィニッシュ。

攻撃陣は相変わらず強力で、ガボン代表FWオーバメヤン、フランス代表FWラカゼット、元ドイツ代表MFエジルがいるのですが、

この夏にリールからFWニコラ・ペペを獲得、さらにレアル・マドリーからMFダニ・セバジョス、同じロンドンのライバルのチェルシーからDFダビド・ルイスを獲得しています。

ところが、ウェールズ代表MFラムジーがユベントスへ移籍、ベテランのDFリヒトシュタイナーはわずか1年でチームを離れ、さらに、9年在籍したフランス代表のDFコシエルニーまでもが退団。

チームを牽引する選手が不在となって果たして今シーズンは難しくなってしまうのか、それとも新しいステップを踏むシーズンとなるのか。

他14チーム

2015-2016シーズン、レスターが奇跡の優勝を果たしましたが、優勝まではいかなくても上記のチーム以外のチームがいわゆるトップ6を脅かす存在になるとリーグは本当に面白くなります。

昨シーズンからすると、ウォルバーハンプトン、エバートン、レスターあたりが有力な候補でしょうか。

チャンピオンシップから昇格してきたチームは、ノリッジ、シェフィールド・ユナイテッド、アストン・ヴィラの3チーム。

特にシェフィールド・ユナイテッドは3-5-2のシステムで3バックの左右の選手が機を見て攻撃参加をしてくるという面白いスタイルを持っているそうです。まるでJリーグのどこかのチームみたいですね。ちょっと注目したいと思います。

アストン・ヴィラは古豪復活を目指してか、大金をはたいて大補強をしています。これが吉と出るのか、昨シーズンのフラムのように凶と出てしまうのか。

KAZUのプレミアリーグ視聴歴とその魅力について。

ボクが最初にプレミアリーグに興味を持って見始めたのが2002年の日韓ワールドカップ後です。

日韓ワールドカップで日本代表のボランチとして大活躍を見せたMF稲本潤一がアーセナルへ移籍したことで、深夜にフジテレビでアーセナル戦が放映されるようになってじっくりと見始めました。

Jリーグの名古屋で監督を務めた経験があるアーセン・ベンゲル監督が指揮をとっていて、フランス代表のFWアンリ、FWヴィルトール、MFピレス、MFヴィエラなどを中心に華麗なサッカーを展開していてとても魅力的でした。

ですが、アーセナルを応援することはなく、ボクはそのとき、ニューカッスル・ユナイテッドのファンになり、現在に至ります。

当時のニューカッスルは今とは全く違ったチームで、名将サー・ボビー・ロブソン監督の元、攻撃的でアグレッシブなサッカーを見せていました。

たまたまアーセナルと対戦した試合を見て、あのアーセナルと正面から対峙し、一歩も引かないどころか互角以上の戦いをしていて、好きになりました。

成績もよく、01-02シーズンは4位、02-03シーズンは3位、03-04は5位と、健闘していました。

現在はサッカーコメンテーターをしている、ニューカッスルのレジェンド、FWアラン・シアラーが好きで、

2005年1月にニューカッスルの本拠地、セント・ジェームズ・パークで試合を観戦し、ユニフォームを買いました。

2002年からしばらくは「スカパー!」に加入して、ニューカッスルの試合だけでなく、放送されるプレミアリーグの試合、それからスペインやイタリアのリーグなど、暇さえあればテレビ観戦していました。

2010年代中盤までは観戦する機会が減り、ニューカッスルが降格を経験したこともあり、ちょっと遠ざかっていた時期がありましたが、一昨シーズンからDAZNで見られるようになったため、DAZNで見ています。

プレミアリーグを魅力に感じる部分は、選手たちから溢れ出るアグレッシブさです。

ボクが見始めた2002年当時は、まだまだイギリスサッカーを揶揄する言葉で「キック&ラッシュ」と言われてましたが(スピードやフィジカルコンタクトにものをいわせてとにかく前に蹴ってボール目掛けて飛び込む様子から)、

ボクの目には、とても激しくかつボールに真っ直ぐに、ボールを奪ったらまずはゴールを目指して縦へ進むサッカーが魅力的に映りました。

いわゆる「10番タイプ」(創造性のあるパスを出せる選手、トリッキーなプレイができる選手)は確かに少なかったですけど、

テレビの前でこれほどにも迫力を感じるサッカーの試合、テレビからでも感じるスタジアムの雰囲気がとても印象的でしたね。

現在のプレミアリーグでは、監督にイギリス国籍以外の方々が多く、他の国の サッカーの色が表れているクラブが上位チームに多く存在し、ずいぶんと変わってきた印象ですが、プレミアリーグらしい迫力というのは変わっていないように感じます。

スタジアムはほぼ全てがサッカー専用です。ボクは現地で5スタジアムでの観戦経験がありますが、大小関わらず、ピッチが近くて雰囲気が素晴らしいです。

ニューカッスル・ユナイテッドの新シーズンは?武藤嘉紀は?

昨シーズンは名将ラファエル・ベニテス監督がうまくやりくりをして13位で終えました。

開幕10戦勝利なしの3分7敗という最悪のスタートでしたが、5バック気味に守ってボールを奪ってから前線のタレントにボールを預けて少ないチャンスをものにして勝ち点を積み上げました。

しかし、ベニテス監督は退任し中国のクラブへ。代わりに就任したのがスティーブ・ブルース監督です。

ベニテス監督が去ったあと、12得点を記録したFWアジョセ・ペレスがレスターへ、11得点を記録したFWロンドンがベニテス監督と同じ中国のクラブへ去りました。

フォワードの選手はドイツのホッフェンハイムから期待のブラジル人ストライカーFWジョエリントン、

フランスのニースからフランスU-20代表歴がある快速ドリブラーFWサンマクシマンを獲得しましたが層は手薄ですので、武藤嘉紀にチャンスは大いにあると感じます。

開幕前に中国で行われたプレミアリーグ・アジアトロフィーではウェストハム・ユナイテッド戦で得点を決めてアピール。


しかし、その後のプレシーズンマッチではジョエリントンがスタメンの機会を得ているので、開幕はベンチスタートの可能性が高いかなと思います。

武藤本人が言うように、監督が変われば競争はフラットになるので、1年の悔しい経験をバネに出場機会を得たときに彼らしいパフォーマンスを見せて、ニューカッスルを引っ張っていってもらいたいです!

開幕カードとプレミアリーグの視聴方法について。

開幕カード

8月9日(金)(日本時間は8月10日)

リバプール ー ノリッジ

8月10日(土)

ウェストハム ー マンチェスター・シティ

クリスタル・パレス ー エバートン

バーンリー ー サウサンプトン

ワトフォード ー ブライトン

ボーンマス ー シェフィールド・ユナイテッド

8月11日(日)

トッテナム ー アストン・ヴィラ

レスター・シティ ー ウォルバーハンプトン

ニューカッスル ー アーセナル

マンチェスター・ユナイテッド ー チェルシー

プレミアリーグの放送は、かつてはBS/CS系のJ SPORTSや、NHK-BS1などで放送されていましたが、

2019-2020シーズンからの3年間、インターネットストリーミングによるスポーツ・チャンネルのDAZNが独占配信をすることになっています。

参考 プレミアリーグ 8月10日開幕 2019-20シーズン DAZN独占中継DAZN公式サイト

初めて加入する方には、1ヶ月の無料体験がついています。

以後、月額料金は1,750円(税抜)です。

ドコモの電話回線をご利用の方は、「DAZN for docomo」というプランがあります。

そちらを契約すると月額料金は980円(税抜)となり、たいへんお得です。

ボクはdocomoユーザーですので、月額980円で楽しんでいます。

DAZNに加入すると全ての番組が視聴可能です。DAZNでは、スペインやイタリア、フランスなどの他国のリーグ戦、UEFAチャンピオンズリーグ、Jリーグの試合も視聴できますし、

プロ野球やメジャーリーグ、その他のスポーツも観戦できます。

日本時間8月10日から開幕するプレミアリーグ、楽しみたいと思います!

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