こんにちは、イギリスのファッションアイテムを何一つ持っていないKAZUです。
過去に日本で買ったポール・スミスのパスケース、オーストラリアの免税店で買ったバーバリーの腕時計、
14年前の英国語学留学でTOP MANで服と指輪、今ではどれも使ってません。
あ、あと、当時はホワイトバンドが流行っていたのでOxfamで2つくらい購入して身につけてましたね(ファッションアイテムと言えるのか…)。
イギリスのファッション事情にかなり疎いのですが、前回の同イベントに参加したときにイギリスのファッションと川合亮平さんのイギリス話しがとても楽しかったので今回も参加してきました!
どのようなイベントだったのか、他参加者のツイートとイベント後に調べたことを交えながらレポートします。
目次 [contents]
「英国エピソード・トークライブ」とは。
通訳・翻訳家で、トラベルジャーナリストとしてイギリスに行き来し、これまで数多くのイギリス人俳優やミュージシャン等のインタビューを担当している川合亮平さんが主催するイベントです。
川合亮平さんがイギリス現地取材された音源をまとめたものが英語学習教材として出版されています。ボクはイギリス発音を身につける素材として愛用しています↓
英国好きのための、最新の英国ファッション、英国観光、英国カルチャー、英国エンターテイメントなどをお届けするイベントです。
開催場所は港区南青山にある「BRITISH MADE青山本店」のとなりにある、「渡辺産業 1階ショールーム」で開催です。
参考 BRITISH MADEBRITISH MADE公式サイト前回参加時の記事はこちらです↓

「英国エピソード・トークライブ vol.4」の内容。
13:30開始で15:00終了のノンストップトークイベント、全3部構成となっています。
- 第1部 ブリティッシュ・ファッションに浸る
- 第2部 ブリティッシュなエピソード・トークに浸る
- スペシャル企画:お楽しみ大抽選会
- 第3部 フリータイム(15:00〜16:00まで自由参加)
コーヒーと紅茶、お菓子が用意されていて自由に飲食ができます。今回はショートブレットがありました。
イベントプログラム、会場の雰囲気などは以下のeverevoのサイトからどうぞ↓
参考 英国エピソード・トークライブvol.4everevoトークライブで印象に残ったことを紹介します。
第1部 ブリティッシュ・ファッションに浸る
「BRITISH MADE」を展開している渡辺産業のPR担当、坂本竜さんから、
イギリスの生地
についてのお話がありました。
最初のスライドには、
- HarrisTweed
- MOLLOY & SONS
- MOON
- MAGEE
という4種のブランドロゴが映し出されていました。
「HarrisTweed(ハリスツイード)」はカバン屋さん等でロゴがついた商品を見かけますよね。
そう、最初はツイードです。
ツイードはイギリス発祥なのですが、イギリスのスコットランド発祥というのを初めて知りました!ツイード川というのがあるそうです。
防寒性があって暖かく、撥水性もあるそうです。
HarrisTweed以外を見ると、
MOLLOY & SONSはビームスさんが使ってたそうで、MAGEEは古着屋さんで多く見かけるそうです。
ユニオンジャックがロゴに入っているMOONはシェットランドツイードだそうです。
ツイードの世界は奥深いんですね。
続いて、ワックスドコットンのお話しです。
正直、ワックスドコットンという存在を初めて知りました。
綿にオイルワックスを塗りつけた素材だそうです。
坂本さんが紹介してくださったのは、スコットランドのダンディーにある老舗の生地メーカー、Halley Stevensons(ハリー・スティーブンソン)です。
ハリー・スティーブンソンの工場は坂本さんが迷子になってしまうほど広く、オートメーション化が進み、研究施設もあるそうでたくさんの写真をスライドで見せていただきました。
ファクトリーショップもあるそうです。是非、行ってみたいですね。
https://twitter.com/Jubilee_line/status/1185474127139762176
ハリー・スティーブンソンについてはこちらのグレンロイヤルさんのサイトで詳しく書かれてありますのでどうぞ↓
参考 HALLEY STEVENSONS × GLENROYALハリー・スティーブンソンの公式ウェブサイト(英語版)はこちら↓
参考 HALLEY STEVENSONSHALLEY STEVENSONS公式ウェブサイト続いて、坂本さんがダンディーで撮影で訪れたカフェ、高台、古城のお話しとなりました。
自炊することとなり、食材を買いに行った「The Butcher The Baker」というお店でアンガス牛の話しになったのですが、
アンガス牛もスコットランドが発祥というのを初めて知りました!
調べてみたら、スコットランド東部のアバディーンシャーとアンガスの両州が原産地とのことで、そこからアメリカなど広く分布しているそうです。
気になったので、「The Butcher The Baker」も調べてみました↓
参考 The Butcher The BakerThe Butcher The Baker公式ウェブサイトhttps://twitter.com/scotland_joho/status/1185769027630551041
2019年ラグビーワールドカップでは日本がプール最終戦で破って1位通過を決めた相手がスコットランドでしたが、個人的にスコットランドに興味がとても沸いているので、
次回イギリスに行ったときのリストにスコットランドのダンディーもリスト入りさせたいと思います。
https://twitter.com/Jubilee_line/status/1185471440243449857
第2部 ブリティッシュなエピソードトークに浸る
川合亮平さんのコーナーです。本日のお題は4つありました。
- 欧米式挨拶
- 産業革命発祥の地
- グラスゴーで食い倒れ
- ジンの次に“来る”トレンドはコレ
毎回フレッシュなイギリス情報やネタを披露してくれる川合亮平さんが今回も「新しい発見だと思うこと」を惜しみなくお話ししてくださいました。
どれも印象に残ったのですが、特に印象的だったのが「産業革命発祥の地」でした。
その地は、イングランドのダービーです。ダービーには“mill(製糸工場)”がたくさんあるそうで、そのうちの一つ、
「Cromford Mill(クロムフォード・ミル)」の様子を写真付きで紹介してくださいました。
参考 Cromford MillWikipedia(英語版) 参考 Cromford MillsCromford Mills公式ウェブサイト(英語版)このクロムフォード工場で大量生産というシステムが世界で初めて出来上がったそうです。
そのクロムフォード工場を1771年に作ったのが、サー・リチャード・アークライトという人物です。
川合亮平さんによると、波乱万丈のサクセスストーリーでとても興味深い人物とのことでした。
参考 リチャード・アークライトウィキペディアダービーについては、前回の同イベントで見どころを教えていただきましたし、川合亮平さんの著書「本場のイギリス英語を聞く」で、ダービー博物館・美術館所蔵のジョセフ・ライトの絵画についてのインタビューを聞くことができます。
そして、クロムフォードのオススメのカフェに訪れたそうですが、そこがまたビックリ!
「SCARTHIN BOOKS」という本屋さんにカフェがあるそうですが、
店内は本だらけでカフェが見当たらず、本棚のスキマにあった“CAFE”の文字、そこを開くと…
https://twitter.com/Jubilee_line/status/1185482431098310657
ここは行ってみたいですね!
今回のダービーの話しを聞いてふと思ったのは、
各都市や町にはそれぞれ歴史があって、興味を持って見ていくとその魅力が発見されることがあるということです。
ボクはイギリス留学していたときにガイドブックに載らない一般的には名もない町に住んだり訪れたりしましたが、そこには何かしらの見るべきものがあって、
調べてみると「へぇー」と思うようなものから誰かに伝えたくなるものがあります。
それが旅行や観光の醍醐味の一つでもあると思いますね。
もう一つ、印象に残ったのは、「ジンの次に“来る”トレンドはコレ」のお話しの中で出てきた、
クロテッドクリームのジン
調べたらニュース記事がありました↓
参考 株式会社LA DITTAは英「ザ・レッキング・コースト・コーンウォール・クロテッドクリーム・ジン」の日本及びシンガポールにて販売及びマーケティング代理パートナーに就任ジンは15年前くらいから好きでよく飲んでいて最近はもっぱらウイスキーでしたが、これは欲しい!
それからクロテッドクリームのジンがめちゃ流行っているそうなのですが、バーテンダーさんいわく『ジンはもう古い』とのこと。2、3年前から流行りだしたので確かにだけど、まだブーム中。次来るのがシェリー酒かと思ってたけど違った!でも『アレ』と聞いて納得‼️答えは企業秘密?らしいので伏せとくw pic.twitter.com/giGCgb7IS8
— Jubilee (@Jubilee_line) October 19, 2019
もちろんボクも「コレ」については伏せておきます。
川合亮平さんのお話し、ここに紹介したことはほんの一部でして、途中途中におもしろエピソードが満載で笑顔と笑いが絶えないトークライブでした!
スペシャル企画:大抽選会
イベントの最初の挨拶で川合亮平さんが今回のプレゼントを見せてくださいました。以下の3点です。
- グレンロイヤルのコースター4枚セット
- ブレナム宮殿のグッズ(キーホルダー・マグカップなど)
- ENGLISH HERITAGE(ストーンヘンジ)のティータオルとコースター
現地じゃないと買えないものばかり!
抽選方法は、前回は川合亮平さんと坂本竜さんにまつわるクイズでしたが、
今回は坂本さんのくじ引き形式でした。当たるよう祈るのみ!
一つ目、二つ目と自分の名前は呼ばれず、三つ目に、
kazu…さん
と呼ばれたので一瞬自分かと思いましたが、違いました。
そのお方は欠席でしたので抽選し直し、で、結局当たりませんでした。
あぁ、グレンロイヤル…
これから貯金してBRITISH MADEさんで買いたいと思います!
英国エピソード・トークライブvol.3 @britishmade_jp 青山店さん、
お陰様で満員御礼で終了いたしました。
ご参加くださった皆様、本当にどうもありがとうございます。
お楽しみいただけましたでしょうか。
僕としては出せる力を全て出しました・・・、
また会いましょう! pic.twitter.com/WvDgELXQRm— Ryohei KAWAI 川合亮平 (@ryoheikawai) March 17, 2018
これからのイベント。
英国エピソードトークライブvol.4終了❗️
お越し下さった皆様、心から感謝です❗️
英国てんこ盛りでお送りしましたが、
お楽しみいただけたかな?
僕は楽しかったです。
そして、夏からずーーっと心の中で準備してきたので、無事終わりホッとしてます。
次回開催は今のところ未定! https://t.co/lpUwM9kDtZ
— Ryohei KAWAI 川合亮平 (@ryoheikawai) October 19, 2019
次回開催は今のところ未定ですが、イギリス好きやこれからイギリスに行く予定がある方、イギリスのファッションに興味がある方には是非オススメのイベントです。
BRITISH MADE青山本店で開催されるブリティッシュコレクターズマーケットは10月27日(日)にあります↓
参考 五感で感じる「イギリスの秋」をテーマに第7回 ブリティッシュ コレクターズマーケットを青山本店にて開催BRITISH MADE公式ウェブサイト2019年5月26日に行われたときの記事がありますので参考にどうぞ↓

また、BRITISH MADEさんでは、イギリスを代表するキルティングジャケットブランドのラベンハムの生誕50周年の記念したポップアップストアを青山本店にて展開しているそうです。
当イベント終了後にカタログをいただきましたが、ちょっと興味があります。ラベンハムのポップアップストアについての記事はこちらです↓
参考 ラベンハム生誕50周年を記念したポップアップストアを青山本店で開催。50周年を記念したモデルも登場。今後も、英国エピソード・トークライブが開催されることを心待ちにして、イギリス情報にアンテナを広げておきたいと思います。
お読みいただきありがとうございました!
Thank you for your smile 😀