こんにちは、「イギリス」という言葉を聞くだけで何でも気になってしまうKAZUです。
イギリスの児童文学、ファンタジーとして世界中の人々に愛されている「不思議の国のアリス(原題:Alice’s Adventures in Wonderland)」に関する作品の展示会が、
横浜そごう6階の「そごう美術館」で開催されているので行ってきました。
そごう美術館での会期は、2019年11月17日までです。
今後、福岡、静岡、名古屋、新潟の順に行われる予定です。
参考 不思議の国のアリス展不思議の国のアリス展 公式サイト不思議の国のアリス展の様子についてお伝えします。
目次 [contents]
「不思議の国のアリス」について。
作者はルイス・キャロルさんですがこちらはペンネームで、
本名は「チャールズ・ラトヴィッジ・ドッドソン」です。
イギリスのオックスフォード大学、クライストチャーチ校で数学の講師として働いていたときに、学寮長の娘、リデル三姉妹とボードで川を渡るピクニックに連れて行ったときに、
三姉妹の次女アリス・リデルにせがまれ、聞かせた物語が元となって「不思議の国のアリス」が生まれました。
物語の主人公のアリスのモデルはアリス・リデルさんなんですね。
その幼い少女アリスが白ウサギを追いかけて不思議の国に迷い込み、体が小さくなったり大きくなったり、
しゃべる動物や動くトランプなどさまざまなキャラクターたちと出会い冒険するファンタジーです。
現在まで170もの言語に翻訳され、発行部数は1億部だそうです。
日本語で読んだことがある方は多いと思いますが、英語学習者が英語で読む場合は、英語学習者向けにレベル分けされた本(Graded Reader)で読むと、語彙や文法が易しく、薄いので不可をかけず楽しんで読むことができるのでオススメです↓
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アリス展の構成について。
展示会は以下の3章仕立てで構成されています。
第1章:始まりの話 ー アリスの誕生
第2章:アリスの物語 ー 不思議の国への招待
第3章:アートの国 ー 世界が愛する永遠のアリス
それぞれの見どころを簡単にお伝えします。
第1章:始まりの話 ー アリスの誕生
「不思議の国のアリス」初刊行版本を皮切りに、チャールズ・ラトウィッジ・ドッドソン(ルイス・キャロル)さんの肖像、
ルイス・キャロルさんのスケッチなど、「不思議の国のアリス」が誕生するまでの貴重な品々やスケッチが鑑賞できます。
ルイス・キャロルさんは当初は物語の挿絵を描いていましたが、のちに、ジョン・テニエルという漫画誌「パンチ」のイラストレーターにお願いし、アリスの物語に欠かせない象徴的な挿絵となりました。
そのジョン・テニエルさんの挿絵のための下書きが本展示で多数見ることができます。
参考 不思議の国のアリスの挿絵Wikipedia第2章:アリスの物語 ー 不思議の国への招待
ルイス・キャロルがアリスを主人公とした「不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」を、現在活躍中の7名のアーティストが描いた絵でたどる章になっています。
それぞれの物語は12章で構成され、象徴的なシーンが絵とともにわかるようになっています。
ここは写真撮影が可能なゾーンということでいくつか撮影してきました。
第3章:アートの国 ー 世界が愛する永遠のアリス
1903年にイギリスで製作された12分の映画の映像から始まっています。
100年以上も前の時代に映画が存在していたことを初めて知ったので驚きでした。もちろん白黒映像で、セリフはありません。
映画や音楽、アリスにインスパイアされた作品が並んでいます。
「はらぺこあおむし」みたいな作品があるのですが、その「はらぺこあおむし」を描いたエリック・カールさんによる「チェシャネコいもむし」が展示されてます。
日本のアーティストでは、草間彌生さん、館鼻則孝さんなどの作品展示があります。
「不思議の国のアリス展」情報サイト。
以下のサイトでは、許可されたメディアのみ撮影できる作品が掲載されています。
気になる方は以下のサイトから、本展示の雰囲気を感じ取ってみてくださいね。
参考 不思議の国のアリス展が横浜のそごう美術館で開催!原画や自筆画、リアル脱出ゲームもはまこれ横浜 参考 「不思議の国のアリス展」横浜で、ルイス・キャロルのスケッチ&エリック・カールの“チェシャ猫”などFASHION PRESS「不思議の国のアリス展」まとめ。
- 不思議の国のアリス誕生から物語の世界観、物語から派生した作品までを網羅した数々の展示を楽しむことができる
- 作品は約200点(会場により展示されないものあり)
- 「不思議の国からの脱出」というリアル脱出ゲームあり
- 展示会関連グッズが豊富
展示会でいろいろと鑑賞してみて、ジョン・テニエルさんの挿絵が入った原作を英語で読んでみたいという気持ちが強くなりました。
アリスの世界が好きな方はもちろん、そうでない方もイチから作品を楽しめる展示会だと思います。
お読みいただきありがとうございました!
Thank you for your smile 😀