【イギリスドラマ】『After Life』シーズン1エピソード3に出てくる英語表現を紹介。”ivory tower”って何だろう?

こんにちは、イギリスが大好きなKAZUです。

Netflixオリジナルドラマの「After Life」にハマっています。

【イギリスドラマ】『The Office』のリッキー・ジャベイスが製作・主演するNetflixオリジナルドラマ『After Life』が面白い!

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【イギリスドラマ】『After Life』シーズン1エピソード1に出てくる英語表現を紹介。”The sky’s the limit.”とは?【イギリスドラマ】『After Life』シーズン1エピソード2に出てくる英語表現を紹介。“Blimey”や”fancy”、”quid”などのイギリス英語の意味は?

今回は、2019年3月8日から配信の「After Life(Season 1)」のエピソード3に出てくる英語表現を、ボクにとって役に立つ表現・覚えたい表現という観点からいくつかご紹介します。

注意
ネタバレを含みます。
英語はイギリス英語表記のものがあります。

『After Life』シーズン1エピソード3の英語表現。

エピソード3は、トニーとレニーが取材をしているところから始まります。

壁のシミがケネス・ブラナーに見えるという男性のもとでの取材を終えて歩いて帰るところでのトニーとレニーの会話で、ケネス・ブラナーの顔に特徴がないことが話題になります。

If I was him, I’d wear glasses, big red glasses.

俺なら赤くてデカいメガネをかける(トニー)

現在の事実と反することや可能性が低いことへの想像を表す仮定法過去が使われています。「もし〜が…だったら」と言うときの主語に対応するbe動詞は”were”が基本ですが、くだけた場面では”was”が使われることが多いそうです。

「(現実的にあり得ないけど)もし俺が彼(=ケネス・ブラナー)だったら、大きくて赤いメガネをかけるだろうなぁ」という意味ですね。

レニーが大事な話をしようとしたところで、ジュリアンを発見し、レニーといったん別れを告げてジュリアンのところへ。

昨晩起きた出来事、財布からお金を抜き取られたことについてトニーが問い詰めて、ジュリアンがそのお金でドラッグを買ったことを正直に話します。

I haven’t got it on me, have I?

今、持ってない(ジュリアン)

“have got”は現在完了形ですが、くだけた言い方では”have”「〜を持っている」という意味です。イギリス英語でよく出てくる表現ですね。

所有を表す”have”(この場合は”have got”)は、そのもの自体を所有していることに使いますが、このシーンのように実際に今、手に持っているあるいは身につけていることを表すことはできないので、”on me”で「持っているけど手元にそれは持ってない」というふうに表してます。

全て中学校で習う単語&文法ですが、詳細なニュアンスに気を配って英語を使っていきたいなと思います。

ジュリアンがその場から離れて、ジュリアンと話していた、ジュリアンの友人のダフネ(この時点では名乗っていない)がジュリアンの生活に訝しがるコメントに一言、

Oh, this happens. People like you just don’t see it from your ivory tower.

そういう境遇の人もいるのよ(ダフネ)

最後の”ivory tower”(象牙の塔)というのがとても気になって調べました。「Cambridge Dictionary」からの引用です。

To live or be in an ivory tower is not to know about or to want to avoid the ordinary and unpleasant things that happen in people’s lives

source:
https://dictionary.cambridge.org/ja/dictionary/english/ivory-tower

ノーマルな生活や生活上で起こる困難なことを知らなかったり避けてたりしている状態を表すようです。

「ここでは、身なりがよく普通に暮らしている人(トニー)にはわからないわよね」ぐらいのニュアンスでしょうか。

ダフネはさらに、

Don’t be so hard on him. His girl friend died.

キツく当たらないで。彼女を亡くしたの(ダフネ)

“be hard on somebody”で「(人に)つらく当たる」という意味です。

ジュリアンについての話はひと段落した後、ダフネが「”50 quid”(50ポンド)くれたらなんでもやる」ということで、トニーがキッチンの掃除をお願いします。掃除を終えて席に着いてトニーがダフネのことについていろいろと質問します。

Why do you do what you do?

なぜ今の仕事を?(トニー)

But, I mean, how do you get into that in the first place?

どうやって始めた?(トニー)

職業の聞き方はいくつかあると思いますが、この”why”で聞くと「なぜ?どうして?」というニュアンスになります。続けて別の角度からも聞いてます。ダフネの職業を聞くとまさにそう聞きたくなりますので、英語の感覚って大事だなと思うセリフです。

最後の”in the first place”はよく使われるフレーズで「まず第一に、そもそも」という意味です。

こんな話をしているうちに、一番最初の出会いではトゲトゲした雰囲気があったものの、トニーとダフネは信頼関係を作り上げていきます。

続いて、介護施設で父のもとをトニーが訪れるシーンです。認知症の父が「リサはどこへ行った?」と聞くのでうんざりして応答するシーンを目の当たりにしたエマが、

Why don’t you just go along with it?

話を合わせたら?(エマ)

句動詞の“go along with”は「付き合う、合わせる、賛成する」などの意味があります。副詞の”along”には「前へ」という意味があり、付帯を表す”with”と合わせると「〜と前へ進む」ということですから、文字通り誰かあるいは何かと合わせて前に進んだり、前に進むということは賛成したりそれを受け入れたりということになりますね。

句動詞は中学や高校で習うのですが、これを会話で使えるようにするためには、ニュアンスをきっちりとおさえて、気に入った例文や自作したものを声に出して読んでアクティヴな状態にする必要があると思います。

この後、エマと口論になり、職場では怖いもの無しだったのにここではやりこめられてしまったトニー、リサの墓前へ向かい、亡き夫スタンの墓前のベンチに腰をかけているアンに話しかけます。

トニーは父の世話をしているエマとの一件についてアンに話しますが、アンは「エマに言われたことを気にしているのは彼女が正しいと思っているからだ」と言われ、

D’you think the women are ganging up on me?

スタン、どう思う?女たちにいじめられてる(トニー)

“gang up on somebody”で「寄ってたかっていじめる、襲いかかる」という意味があります。これはなんとなく想像できますね。”gang”という単語には動詞形があり、「集まる」という意味があります。面白いですね。

アンに「謝れば」と言われ、ここがストーリーの転機となります。と言ってもすぐにではないので引き続きトニーはこの後もいろいろとやらかしますが…

最後はエピソード3のラストシーン、ジュリアンがトニーの家を訪れ、ドラッグを始めるところでの会話です。

I still can’t believe we’ve got stuff in common.

俺たちに共通点があるとは(トニー)

“have something in common”と同じで「共通点がある」と言うときの表現です。言われたジュリアンは否定をするのですが、後のエピソードでそれがわかってきます。

エピソード3は、良きアドバイザーとなっているアン、説教をした看護師のエマ、ドラッグ仲間となってしまったジュリアン、初めて出会い意気投合したダフネ、トニーのケアをすることに大きな心労を抱えそれを告白するマットと、トニーとの人間関係が深化していきます。

特に、ンとエマの言葉はトニーの心に突き刺ささり、これからのエピソードの転機となっている感じがします。

シーズン2は2020年4月24日配信開始!

エピソード6でハッピーエンドで終わる「After Life」の続編となるシーズン2が4月24日にNetflix独占配信となります。

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お読みいただきありがとうございます!

Thank you for your smile 😀


引用元:Netflix公式サイト

https://www.netflix.com/jp/

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