こんにちは、毎日英語学習しているKAZUです。
「時事問題など幅広い話題について自分の意見を流暢に話せるようになりたい」という目標のもと、
試行錯誤してきたこれまでの英語学習で、ちょうど1年前あたりから英語のスピーキング力向上に特にフォーカスして学習しています。
今の自分のスピーキング力の客観的な指標を知るため、「VERSANT」というスピーキング試験にトライしてみました。
とても難しかった…
今回は、VERSANTの試験の内容と、結果について書きます。
目次 [contents]
VERSANTについて。
VERSANTの実施団体について
「VERSANT」はイギリスのロンドンを拠点とする大手教育系の会社Pearson(ピアソン)が開発したテストです。
日本国内のVERSANTに関連する事業は日本経済新聞社が請け負っています。
VERSANTのテストの種類
「VERSANT」には以下の3つの種類のテストが存在します。
- VERSANTスピーキングテスト
- VERSANTライティングテスト
- VERSANTプレイスメントテスト
プレイスメントテストはスピーキングとライティングに加え、リスニングとリーディングが統合された4技能型テストです。
VERSANTスピーキングテストの受験方法
今回ボクが受験したのは、「VERSANTスピーキングテスト」です。
スピーキングテストは、試験時間が約20分、出題数は63問です。
受験方法はスマホのアプリかPCのブラウザ(アプリ)で行います。受験申込をするとTIN番号が発行され、受験したいときに与えられたTIN番号を入力することでいつでも受験が可能です。
iPhoneであればApp Storeから「VERSANT」の公式アプリをダウンロードし、TIN番号を入力するだけで簡単に受験できます。AndoroidはGoogle Playからダウンロードします。
スピーキングのみのテストなので、スマホから聞こえた音声に対してスマホに向かって応答します。静かな環境であればどこでもいつでも受験できますね。
VERSANTスピーキングテストの内容
スピーキングテストの内容は以下のとおりです。
- A 音読8問
- B 復唱16問
- C 質問24問
- D 文の構築10問
- E 話の要約3問
- F 自由回答2問
以上の合計63問です。AIによる自動採点で、テスト結果は5分後くらいに判明します。
VERSANTは20点から80点の範囲で総合スコアが算出されます。
総合スコアは、日常的な話題についてネイティブの会話スピードで口頭英語を理解し、明瞭に話す能力を示しているとのことです。
テストの細かい内容やサンプルについては、以下の公式サイトを参照してください↓
参考 テストの種類VERSANTテスト受験後の感想などは以下のnote記事に書きましたので、よろしければご参考にどうぞ↓
参考 VERSANT初受験の感想。KAZU / えいご のーとVERSANTスピーキングテスト受験結果。
参考までに、執筆時点でのボクの他の英語試験は、TOEIC L&R960、英検1級1次2回合格(二次挑戦中)、ケンブリッジ英検FCE取得です。
TOEIC S&Wは1度受験したことがあるのですが、紙のスコアシートが見つからず、TOEICをしばらく受験していなかったこともあってTOEIC SQUAREのIDが削除されていたので過去の記録を見ることができません。
スピーキングには苦手意識が強く、英語ができる人でも40点台という方も結構いるということなので、受験前に自分のスコアは40くらいかなと想定していました。
受験する前のテスト対策は、アプリにあったPracticeを一回やってみただけで、特に何もしていません。今まで蓄積してきたスピーキング力を測る意識です。
さて、結果です。
ドキドキ…
58点でした。
テストは難しかったですし、噛んだり言い間違えたりするのもありましたし、「わかりません」を2回使いましたので満足できる結果ではないのですが、
受験前の予想より点数が良いのでほっとしています。最初の受験としては悪くないかなと感じました。
ちなみに、VERSANTスピーキングテストの日本人の平均スコアは38だそうです。英語でビジネスをするには47以上が目安とのことです。
これから海外赴任目指せるかな…
スコアの意味と活用法はこちら↓
参考 スコア活用法VERSANTVERSANTのスコアレポートには、受験者の現在の能力が詳細に書かれています。
ボクのスコアレポートにはこう書かれてました↓
英会話すると必ず「◯◯が言えない」「ちゃんと伝わってるかな?」というのが常につきまとうのでスピーキングに不安を覚えるのですが、もっと自信を持っていいのかなと感じました。
総合点が書かれてあるところの下の表に「スキルエリア」というところがあり、「語彙」が最も高得点を得ているのですが、一方で「発音」が他と比べて低いです。
「スキルエリア」についても「現在の能力」が書かれていて、「発音」のところを見ると、
母音及び子音の発音は基本的に明瞭であるものの、ときに発音が不明瞭になることがあります。多くの単語について正しく強勢を置くことができますが、強勢母音の位置が不明確になることがあります。発話は全般的に明瞭ですが、聞き手の中には受験者の外国語訛りが最初は分かりにくいと感じる人います。
テストのBの復唱とDの文の構築のところで、きちんと聞き取れなかった単語をタモさん風にテキトーに発音した箇所がいくつかあったので、それが不明瞭と判定されたかもしれません。
どちらにしても、リスニング力をつけることと、強制母音の位置を普段の学習時から丁寧に確認することが大事だと気づきました。
続いて低かった「流暢さ」では、
語句の切れ目やポーズを取る位置などが不適切な場合が見られるものの、ある程度リズムよく話すことができる。言い淀みや繰り返し、言い直しがあり流暢さを失うことがあります。
文字通り、言い淀みや繰り返し、言い直しをたびたびしてしまったので、もっと音読を通じてスラッと言える練習をしたいと思います。
VERSANTのスコアレポートをざっと眺めていてよいと思ったのは、
◯◯できる
と、受験者ができる能力にフォーカスしているところです。
能力を向上させていくためには、改善点を見つけ改善方法を考え、具体的に実践していくことが求められるのは言うまでもありませんし、大事です。
ただ、「できない」ことにフォーカスしすぎると、ボクのような苦手意識を持っている場合、萎縮してしまったりさらに自信を失ってしまったりするかもしれません。
できることが多数記載されていることで、今まで積み上げてきた英語学習がしっかりと身についているという実感が、総合スコアだけでなくその記述により身にしみて感じて、ボクは受験してよかったと思ってます。
2020年7月31日まで、以下のサイトによりキャンペーンが行われています。
https://eventregist.com/e/vst202005
VERSANTスピーキングテストの通常料金は5,000円(税別)ですが、同じ料金で2回受験できるキャンペーンでとてもお得です。
ボクは2回目を7月下旬に受験します。もっともっとスピーキング力を向上させるための学習を模索して積み重ねていきたいと思います。
お読みいただきありがとうございます!
Thank you for your smile 😀