2020年第1回英検︎®︎1級二次試験に合格!二次試験当日の様子と難関を突破した学習方法をシェアします!

こんにちは、毎日英語学習をしているKAZUです。

2020年1月の2019年第3回英検®︎1級一次試験を突破し、3月に行われた二次試験をスキップして、一次試験免除で臨んだ2020年第1回英検®︎1級二次試験で合格点を勝ち取り、ようやく英検1級を取得することができました!

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今回は、今回の二次試験の当日の様子と結果詳細、今回の受験に際して二次試験合格のために実践した学習方法についてシェアします。

英検®︎1級二次試験の振り返り。

英検®︎1級二次試験は以下の流れで行われます。

  1. 自由会話:氏名の確認を含む簡単な日常会話(採点除外)
  2. スピーチ:与えられた5つのトピックから1つ選び、2分間スピーチ
  3. Q&A:スピーチに関連した質問に答える

入室から退室まではトータル8分程度です。面接官はネイティブの方が1名、日本人の方が1名で、案内係兼タイムキーパーの方が1名います。

体験したことを一つずつ振り返ってみます。

1. 採点されないけど思いがけない質問でズッコけた自由会話。

自由会話の内容は採点されないので、文法などミスしても構わないわけですが、その先のスピーチへと繋げるべく、しっかりと声を出して気持ちよく話すことは重要です。

ということで、ボクはイギリスが好きでイギリス英語発音で流暢に話せるようになりたいということを話しました。

「イギリス英語発音で流暢に英語を話せるようになりたい」をわざと強調してイギリス英語っぽく話したら両面接官とも笑ってくれたのですが、日本人の方が思いがけない質問を返してきて、

「イギリスの魅力はどんなところですか?」

と聞いてきました。

鋭い質問ではないですが、ここで聞かれるとは想定外で少し緊張していたこともあって、

「イギリスといえばサッカー、プレミアリーグすごいよ、熱狂的だよ、ピッチとスタンドが近いよ」ということを話していました(笑)。

試験を終わって冷静になって考えてみたら、サッカーじゃなくてイギリス全体を俯瞰しての魅力を話せばよかった、サッカーだけの話題ってなんじゃそりゃと反省しましたが、

試験のときは、「これは採点されないからもう忘れよう」と割と冷静になりました。

2. ど真ん中のホームランボールに慌てたスピーチ。

さて、本題のスピーチです。まず、トピック5題が書かれたカードをめくってトピックを選び、話す内容をきめます。制限時間は1分間です。

最初のトピックを見ると、

Can economic inequality be overcome in the world?

(記憶が曖昧ですので、実際のトピックの文とは異なる場合があります)

と書かれていて、どの対策本にも載っているど定番の質問だったので他の4トピックを見ることなくこれに即決し、残りの57秒間をスピーチの構成に当てました。

自分の意見は「No」で、「経済格差を乗り越えることはできない」とし、それに対する理由を3つ挙げようとしたら緊張して2つしか思い浮かばずスピーチ開始となりました。

その二つを簡単に説明すると、

「お金持ちの人はますますお金持ちになり、貧しい人は貧しいままかさらに貧しくなる」

「お金持ちの人は高いレベルの教育の機会が得られてさらに富を増す可能性があるけど、貧しい人は教育の機会が得られないことが多いから貧富の差が拡大する」

というようなことを軸にし、それぞれについてさらに詳細に説明しました。

話しているうちに3つ目が見つかるだろうと思っていたけど3つ目は思い浮かばず、結論を言いました。

しかし、自分の感覚では2分まで20秒から30秒くらい余っている感覚があったので、結論のあと、この状況が好ましくないということと、解決するためには教育が鍵を握っている、貧しい人にも教育の機会を与えられる世の中になって欲しいと伝えました。

ちょうどこの時、ネイティブの方が何度もうなづいてくれたので、ほっとしたのを覚えてます。

3. 熱が入ったQ&A。

最初に日本人の方から質問を受けました。

実は、この日本人の方、以前受験したときと同じ方で、表情がとてもシリアスで温和な感情を外に出すことがなく、とても鋭い指摘をする方だったのです(イギリスの魅力を質問してきたのもこの方でした)。

質問は、

「教育の機会があっても怠惰な人もいるし、教育は経済格差とは関係ないのでは?」というようなことでした。

さらに、「カウンターアーギュメントを求める質問を敢えてしているので、是非反論してください」と言われました。

確かに、おっしゃる通り、教育の機会があってもそれを生かせない人はたくさんいるが、教育を受けたいと思っても経済的で進学できない人は世の中にたくさんいると切り出し、日本の例を挙げて反論しました。

それから、怠惰な子供たちに対しては教える側が教育の意義を理解させることが大事で、そもそも子供たちの中には教育が自分の将来にどうつながっていくか実感を持てない人が多数いる、それを伝えていくのが大人の役割と伝えました。

ネイティブからの質問は、

「どのようにして貧しい人や教育が必要な人たちに機会を与えることができるか」という質問でした。

話した内容をあまり覚えてませんが、日本では大学に行くのに莫大な費用が必要で、政府からのさらなる補助が必要と当たり障りのない応答をしました。

ここでタイムアップ。質問のやりとりはわずか2つでした。

全体を総括。

2分間スピーチでは、意見をサポートする理由を2つしか言えなかったものの、結論までしっかりと型どおりにスピーチし、余った時間も続けて利用することができました。

今回は二次試験を合格するための対策、苦手なスピーチに特化して直前まで練習してきたことで、緊張をしながらも所々では冷静に話すことができました。

そして、気がついたこととして、スピーチのトピックの内容と自分が話したいと思う内容がシンクロすると、自然と話に熱が入るということです。

湧き上がる感情が、心の底から言葉として、なんとかして音声として押し出そうとする、自然と言葉が出てくる、そんな感覚がありました。

分野別得点。

英検®︎1級二次試験は以下の4項目をもとに採点が行われます。

  • Short Speech(スピーチ)
  • Interaction(面接官の質問に対するやりとり)
  • Grammar and Vocabulary(語彙・文法の運用)
  • Pronunciation(発音・アクセント・イントネーションの正確さ)

それぞれ、10点満点で採点されます。

今回の結果は、

  • Short Speech 8点
  • Speaking Interaction 7点
  • Grammar and Vocabulary 6点
  • Pronunciation 8点

前回はトピックの読み違えもあってスピーチが4点と足を引っ張ってしまったのでスピーチをたくさん練習しましたがその成果が結果として表れました。

同時に、5月くらいから発音改善に取り組んでいたので、それも結果となって表れてよかったです。

比較的得点が高かった5位・文法について点が低いのは残念ですが、まだまだ緊張する場面では流暢性が足りず、それでいて早口になり、文法・語法の正確さに欠ける部分があるのは自覚しているので、これから改善していきたいと思います。

英検®︎1級二次試験を突破するための学習方法。

ここから、今回の合格のために学習してきた方法を詳細に書きます。

まず、最初に行った(5月23日より本格的に開始)のはサンプルスピーチの音読・暗唱です。

とにかくスピーチの型を脳内に刻み込むこと、そして、時事問題でよく扱われる表現を染み込ませるために何度も音読しました。

サンプルスピーチ音読のノルマは毎日最低30分です。2,3のサンプルスピーチを3,4日ほど音読し、スピーチの流れと内容が頭に入ったと思った段階で暗唱します。

リード&ルックアップで英文がそのまま言えるようにし、最後は何も見ずに暗唱します。暗唱できないところ、口から出すのに時間がかかってしまうところ、ポーズしてしまうところをチェックし、その部分だけ重点的に音読し、また暗唱するという流れで練習しました。

サンプルスピーチの内容が暗唱できるようになったら、実際にタイマーを2分間セットしてスピーチをします。

面接官がいなくても、時間をはかるだけで緊張するのですが、何回か数をこなせばやがて慣れていきます。

ですが、やはり、最初は2分を超えてしまいます。ですので、時間をはかる際は2分間のタイマーではなく、ストップウォッチの機能を使い、開始時にスタートボタンを押し、スピーチが終わったところでストップボタンを押す方法がオススメです。

最初は2分30秒とか3分かかっていたものが、練習するたびに2分、1分45秒で収まるようになると上達を実感できます。

ボクはiPhoneの時計アプリのストップウォッチを使い、2回目以降もそれまでの記録が残せるように、ラップタイムをはかるラップボタンを使って行いました。最後に、どれくらいスピーチ練習に費やしたかがわかる合計時間も残るので達成感がありますね。

サンプルスピーチを一つずつ丁寧に音読し、暗唱して学習が軌道に乗ってきた6月中旬あたりから、暗唱するためのスピーチ練習とは別に、英語表現を内在化させるためのスピーチ練習を開始しました。

トピックに対して自分の意見と同じサンプルスピーチを探してそれを音読練習します。目標は、スピーチに出てくる役に立つ英語表現を習得することと、トピックに対する持ちネタをストックすることです。

直前の2週間は、それまで暗唱してきたトピックを選び、2分間タイマーをセットしてスピーチをするという練習を徹底しました。

とにかく、これまで音読・暗唱してきた内容と同じかあるいは類似したトピックが本番で出てきたときにスラスラと言えるように、それまでの努力を無駄にしないために練習しました。

また、7月末からDMM英会話を再開したので、こちらも活用しました。

この間際になって、「自分でスピーチを書いて聞いてもらい、添削をしてもらおう」と思い、スピーチ5題ほど書いてDMM英会話のTutorさんにスピーチを聞いてもらい、添削とフィードバックをもらいました。

それまで、個人でできる練習を淡々とこなしていたのですが、試験は対面で行うので、英会話教室やオンライン英会話、お友だちで聞いてもらえる人がいるなら、スピーチをチェックしてもらってきちんと通じているか、発音等も含めて確認してもらえるととても良いと思います。

そしてこのとき、スピーチの構成を変更しました。英検®︎1級二次試験のスピーチで意見をサポートする理由を2つ挙げると決めていましたが、自分で書いたスピーチは3つ挙げるようにしました。

noteで参考にさせていただいたJunさんや、トフルゼミナールの一ノ瀬安さんによると、意見をサポートする理由は2つで大丈夫とのことでしたが、

3つ用意しておけばより幅広い類似トピックに対応できるのではないか?

3つ用意しておけば1つ忘れても2つは使えるからラクになるのではないか?

と考え、直前ではありますが、3つ用意するようにしました(前述のとおり、結果的に本番は2つしか言えませんでした)。

直前の1週間は以前よく利用していた「英検®︎1級二次面接大特訓」に書いてある内容をくまなくチェックし、シャドーイングをしました。

最終的に、暗唱したスピーチは25個です。参考にしたサンプルスピーチはnoteに書いたのでそちらを参考にしてください↓

参考 現在実践している英検1級二次面接対策【その2】KAZU / えいご のーと

英検®︎1級二次試験を突破して得たもの。

「合格」の二文字を見たときの喜びは格別です!

https://twitter.com/kazu_ctd/status/1300996988066906112?s=20

https://twitter.com/kazu_ctd/status/1301541971744358404?s=20

合格できたという事実は、世界の時事問題について、意見を明確にし簡潔にまとめて話す能力、やりとりする能力、ある程度通じる英語運用力を身につけてきているという証です。

しかし、それ以上に得たものとして、

英語力における自分の課題を明確にし、成功に導くアプローチ方法を考え、実践し成果を残すことができた、というのがとても大きいです。

今回の学習方法は今後に大きく活かせると思うので、これからも精進していきたいと思います。

お読みいただきありがとうございました!


Thank you for your smile 😀


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